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住宅ローンあり40~44歳の年間平均貯金額は「221万円」!収入と支出も!!

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住宅ローンあり40~44歳の年間平均貯金額は「221万円」!収入と支出も!!

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平均の貯金額などなどを検索しても、下記の通り、

・30~39歳、40歳~49歳と幅が広すぎたり、
・住宅ローンがあるかないかなどのステータスがわからない

ことで、結局自分の平均値がわからず、見比べられないことがあるかと思います。

年代 平均貯蓄額 平均借入額
29歳以下 154万8,000円 263万4,000円
30~39歳 403万6,000円 865万7,000円
40~49歳 652万円 862万1,000円
50~59歳 1,049万6,000円 581万6,000円
りそな銀行

そこで今回は、

・40~44歳で
・住宅ローンを払っている世帯

のデータを「家計調査(住宅ローン返済世帯-世帯主の年齢階級別)」から読み解き、
わかりやすくまとめましたので、

平均の貯蓄額と、支出の内容について確認し、
自分の家計の点検にお使いいただければと思います!!

前提条件を確認

まず、前提条件を説明していきます。

使用したデータは、
・「家計調査(住宅ローン返済世帯-世帯主の年齢階級別)」の2020年のデータ

で、40歳~44歳のデータを用いています。

世帯構成は、3.9人家族、働いている人は1.7人、18歳以下の子供が1.8人
となっています。
ざっくり、4人家族のデータと考えていただければと思います。

収入と支出、貯金額を円グラフを用いて確認

では、さっそく、収入と支出を円グラフを用いて説明していきたいと思います。

収入

まずは、収入です。

収入は、

・トータルで年収833万円
・手取りは、677万円となっております。

内訳は、

・世帯主の収入が「618万円内ボーナス122万円)」
・配偶者の収入が、「135万円」
・その他「82万円」

です。

そこから、税金で約19%とられて、実際の手取りは677万円程度になっています。

支出と貯金額

次は支出と貯金額です。
下記グラフは、毎月の支出と、貯金額を表しています。
(※ボーナスの分はすべて貯金に回す計算としています。ご了承ください)
 

ザックリと区分すると、

・貯金額 34% 18.4万円/月 221万円/年
・住宅ローン 13% 7.5万円/月 104万円/年 
・その他支出 53% 29.9万円/月 359万円/年

となっております。

私が想定した以上に思った以上に貯金の割合が多い結果となっておりますが、
支出もかなり大きくなっております。

それでは、中身の詳細について確認していきます。

貯金額について

まずは気になる貯金額です。

貯金額は、

・毎月10.8万円程度の貯金(年間130万円)
+ボーナスで(91万円)
=合計 221万円(手取りの34%)

の貯金を行っていることがわかりました。

配偶者の収入が月11万円程度なので、世帯主の毎月の収入と支出がトントンで、
配偶者の給料を毎月貯金に回し、ボーナスの分は丸ごと貯金しているイメージになります。

住宅ローンについて

住宅ローンは、

・住宅ローン 13% 7.5万円/月 90万円/年 

となっております
25%相当が妥当といわれておりますが、

・毎月の収入ベースで 16%程度 (90÷(手取り677-ボーナス122))
・ボーナスも含めると  13%程度 (90÷(手取り677))

と25%大きく下回っていることがわかります。

また、支出の内、住宅関係0.5万円を含めても、
月の手取りベースで25%を下回ります。

25%程度であれば家計として破綻はしませんが、
将来も見据えると、実際には20%程度で抑えておいたほうがいい感じですね。

また、これから住宅ローン減税を受けることになりますので、
実際支払う割合はかなり低いことになります。

毎月の支出について

最後に毎月の支出です(車の購入費は含んでおりません)。
※先ほどの円グラフを再度表示しています。

住宅ローンなどを除いて、毎月29.9万円/月の支出となっております。
結構多い気がしますね。

・一番多いのが、食費で8.3万円(世帯人員3.9人)
・次に多いのが、車関係で、3.4万円
・次に多いのが、光熱費関係2.1万円 小計12.5万円

となっております。 

その他、教育費が2.0万円、日用品が1.4万円、通信費用が1.6万円、
保険料が1.1万円となっております。
教育費は一人当たり、毎月10,000円相当ですので、一人だけフルで塾に行っているイメージですかね。

小遣いとしては(教養娯楽、諸雑費、小遣い、交際費)8.1万円程度となっていますので、
大人1人当たり4.0万円となっており、結構裕福な暮らしをしていることになります。
※旅行代などは別途計上されておりませんので、
お小遣いなどから捻出していく形になるかと思います。

同様の暮らしをしていった場合

あと20年同様の暮らしをしていった場合、

・毎年の収支(221万×20年) ⇒ 4420万円の貯金
・車 (5台×300万)    ⇒ ▲1500万円
・学費(私立理系4年2人)  ⇒ ▲500万円×2
・大学仕送り(5万/月)   ⇒ ▲240万×2

合計 4420-1500-1000-500=1420万円+α(年収アップ、退職金等)-β(塾などの教育費等)

と、現在の貯金額が、600万円以上であれば、老後資金2000万円は、順調にたまりそうです。

データ表

下記に詳細のデータ表を張っておきます。

ぜひ自分のデータと見比べてみてください!!

年齢 40~44歳
世帯人員 3.9
有業人員 1.7
18歳未満人員 1.8
項目 月額 年額 手取り割合
  定期収入 41.3 万円 496 万円 73%
  臨時収入・賞与 10.1 万円 122 万円 18%
  世帯主の配偶者の収入 11.2 万円 135 万円 20%
  公的年金給付 0.4 万円 5 万円 1%
  他の社会保障給付 1.8 万円 22 万円 3%
  特別収入 3.9 万円 47 万円 7%
  その他 0.6 万円 8 万円 1%
収入 69.4 万円 833 万円 123%
  直接税 5.3 万円 64 万円 9%
  社会保険料 7.7 万円 92 万円 14%
税金等 13.0 万円 156 万円 23%
手取り 56.4 万円 677 万円 100%
  食料 8.3 万円 100 万円 15%
  住居 0.5 万円 6 万円 1%
  光熱・水道 2.1 万円 26 万円 4%
  家具・家事用品 1.4 万円 17 万円 2%
  被服及び履物 1.2 万円 15 万円 2%
  保健医療 1.1 万円 13 万円 2%
  交通 0.4 万円 5 万円 1%
  自動車等関係費 3.4 万円 40 万円 6%
  通信 1.6 万円 19 万円 3%
  教育 2.0 万円 24 万円 4%
  教養娯楽 3.3 万円 40 万円 6%
  諸雑費 2.8 万円 33 万円 5%
  こづかい(使途不明) 0.9 万円 11 万円 2%
  交際費 1.1 万円 14 万円 2%
  仕送り金 0.2 万円 2 万円 0%
  土地家屋借金純減 7.5 万円 91 万円 13%
  貯金(ボーナス分) 7.6 万円 92 万円 14%
  貯金(毎月) 10.8 万円 129 万円 19%
支出 56.4 万円 677 万円 100%

まとめ

40歳~49歳での平均の貯蓄額は625万円前後となっておりましが、
家計調査(住宅ローン返済世帯-世帯主の年齢階級別)」で得られたデータでは、
40歳~44歳の毎年221万円程度の貯蓄額となっていることがわかりました。

・「家計調査」できちんと収入と支出を管理した人

ですので、実平均よりも良いデータになっている可能性は大いにありますが、
全世帯平均を見るよりも、自分と似た世帯のデータと照らし合わせた方が、
参考になる部分が多いと思います。

是非、この記事を参考に家計の見直しを行ってみてください!!

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