【初めてのパパ】子育ての今と昔!だっこはだめ?キスはしてはいけない?日光浴させるべき?
初めてのパパは本当に分からないことだらけです。
ましてや、共働きでその役割は大きく変化してきています。
じぃじ・ばぁばの助けや助言を借りないといけないこともたくさん出てくることでしょう。
しかし、子育てに対する知識がいろいろと解明されていくにあたって、
昔の常識と、今の常識が変わってきているところもあります。
・子育てを協力してもらうにあたって、きちんとすり合わせをしておくため
・助言と、そのアップデートを行うことで赤ちゃんによりすくすく育ってもらうため
に、昔の常識と今の常識の違いについて説明していきたいと思います。
注意点!!ネットの情報に惑わされすぎないで!!
まずは、注意点を先に述べておきます。
今はインターネットでいろいろな情報が取れてしまいますので
・何から何までこうするといい。
という情報が取れてしまう時代です。
非常に便利になったなと思いつつも、
・すべてが正確な内容であるとは思わないでください。
ブログを書いているのは、サラリーマンや、お金を稼ぎたいブロガーであることが多いです。あくまでネットの情報は「参考に」するか、「出典」をきちんとか確認するようにしてください。
僕もこれまで300記事以上ブログの記事を書いておりますが、正確な情報が取れずに諦めた経験が多々あります。
例えば、「お風呂が体にいい」という記事を書こうとしましたが、どのサイトを見ても血行の流れが…水圧が…と書いてあるのですが、残念ながらそのような論文は発表されておらず、根拠が不明確であったため、書くことを諦めました。
じぃじ、ばぁばの子育てで自分自身が育ったのは紛れもない事実ですので、別に昔の子育てが間違っていたというわけでは決してありませんので、「今はこういう時代の流れなんだって~」くらいで話をするのがいいかもしれません。
今と昔の常識の違いを確認!
と、前置きが長くなりましたが、さっそく子育ての今と昔の常識の違いについて確認していきたいと思います!
情報元は、堺市から配られている、
「いきいき堺っ子(令和元年保存版)」になります。
じぃじ、ばぁばに「私のころは、、」といわれたら、市のパンフレットに書いてあったといえば一番効果があるのではないでしょうか?笑
抱っこは長いことしてはいけない。→だっこは心の成長を促す!
まずは、抱っこについてです。
昔は、
「抱っこをし過ぎると、”抱きぐせ”がついて赤ちゃんがだっこを求めてしょっちゅうなくようになる。」
といわれていましたが、今では、
「だっこは愛されている実感が得られるもの。人への信頼感が育つなど心の成長に大切。抱きぐせは気にしないでいい」
といわれています。言い換えると、
抱きぐせがついてしまうことは事実ですが、それよりも得られる心の成長が大きい。
というのが、今の常識となっています。
その分、子育ては大変になりますので、一概にどっちが正しいとは言えないと思いますが、いまのトレンドとしては、抱っこは積極的にするのがトレンドといえます。
母乳・育児用ミルクは3時間おき→欲しがったら。目安は3時間
つぎは、母乳・ミルクについてです。
昔は
母乳・育児用ミルクは三時間おきに授乳するのがいい
となっておりましたが、現在は
母乳は赤ちゃんが欲しがったら授乳する
ミルクの場合は3時間程度が目安となる
となっているようです。
昔は、母乳・ミルクをいっしょくたに考えていましたが、現在は、母乳かミルクの場合で判断が分かれることとなっております。
乳離れは1歳まで→自然に任せて問題はない。
乳離れについては、
母子健康手帳に一歳までに断乳(ママがリードして授乳を止める)こと)の完了という記載があった
ようですが、今では、
自然とおっぱいから離れていくまで授乳して問題ない。授乳の終わりも卒乳と優しく表現される
となっているようです。
母子健康手帳に書いてあったことまで変わっているものもありますので、じぃじ、ばぁばが戸惑うのも当然ですよね。。
離乳食は、果汁とスープをスプーンで→果汁はだめ、スプーンはもっと後から
次は、離乳食の常識です。これも母子健康手帳の記載が変更されています。
母子健康手帳の3,4ヶ月の欄に「果汁やスープを飲ませていますか」という質問があり、離乳食の準備として果汁をスプーンで与えることを推奨していた
から、現在は、
果汁の過剰摂取による乳汁の摂取量の減少から、低栄養や発育障害との関連が報告されており、果汁を与えることはすすめられていない。また、咀嚼機能の発達の観点からもスプーン等の使用は離乳を開始する5,6ヶ月で良い
と、変更されています。
栄養満点の乳汁に対して、果汁だけで補おうとするのは確かに無理がありますよね。
また、スプーンにならすために、3,4カ月からスプーンを使い始めることを推奨していたようですが、今はスプーンは離乳を始めるタイミング(5,6カ月)で構わないといわれています。
かみ砕いて食べ物を与える→虫歯のために共有しない
これは、最近ではかなり当たり前になってきていますが、
夕食は大人が噛み砕いた食べ物を子供に与える箸やスプーンを共有する
から、
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中に虫歯菌はおらず大人の口からうつることが分かってきた。周囲の大人は虫歯を治療し箸やスプーンを共有しない。 また毎日の歯磨きを丁寧に行い定期的に検診を受けて口の中をチェックしておく。
と、子供の虫歯ためにも、食べ物や箸の共有はしてはいけないことになっています。
虫歯がない生活なんて、、あこがれますよね。
この教えは、じぃじ・ばぁばと絶対に共有しておく必要があると思います。
頭の形がよくするためにうつ伏せで寝かせる→最悪、死に至る。
次は寝る態勢ですが、これもかなり重要な事項になります。
昔は、
うつぶせ寝は頭の形が良くなる寝つきが良くなる。
といわれていたようですが、今では、
乳幼児突然死症候群から赤ちゃんを守るため、厚生労働省は、医学上の理由で必要な時以外は、赤ちゃんの顔が見える仰向けで寝かせるようにしましょうと啓発している。
となっており、うつぶせ寝は突然死につながることがあるので、あおむけで寝るように、と啓発活動しています。
じぃじ・ばぁばも孫のためを思って、うつ伏せで寝かせたはずが、、、となってからでは遅いので、きちんと共有しておきましょう!
おむつははやめに外した方がいい→大人の都合ではなく、発達を見ながら
次は、おむつです。
おむつは早めに外した方がいい
から
大人の都合ではなく子供の体調や発達を見ながらのんびりと進める
と、されています。
これに関しては、正直、根拠などなどがないので、「???」なところはありますが、子供目線で行くと、別に早かろうが遅かろうがどちらでも構わないのでしょうね。おむつ離れできないからといって、かりかりしないように心がけましょう。
日光浴をしなさい→外気浴を推奨(10~14時を避け、直射日光を避ける)
次は日光浴についてですが、これは意外でした。
昔は
日光浴をしないとくる病(ビタミン D 欠乏症)になる
といわれていましたが、
1998年から母子健康手帳から日光浴の記述が消え、赤ちゃんを外気や温度差にならす「外気浴」を進める記載になった。 オゾン層の破壊で紫外線量が増加したことが原因。 外気浴の際は紫外線が強い時間帯10時から14時をなるべく避け、帽子などで直射日光を受けないように注意する。
と記載されているようです。
何となく、日光浴はした方がいいのかなと、思っていたのですが、環境の流れとともに、変化していくものもあるようです。
日が高いときにはなるべく外出を避け、直射日光を当たらないようにする必要があるようです。小さいときから、日焼け止めを塗る習慣をつけておくのもいいかもしれません。
歩行器は赤ちゃんの歩行訓練になる→ただのおもちゃです。
最後は歩行器です。
歩行器は赤ちゃんの歩行訓練になる
といわれていましたが、今では、
おもちゃであって歩行開始を早めるための道具ではない
とされています。
今の子育てのトレンドは、
「人それぞれで、できるようになるから心配しないで」
というスタンスですので、気負わずに気長に、出来たらおもっきし感動する!!としておくのがいいと思います!
まとめ
ということで、子育ての今昔を見てきましたが、
今と昔では、母子手帳に書いてあったことでさえ、変わっていることが多々あるようです。じぃじ・ばぁばも混乱すること間違いなしだと思います。
一時期、一等賞がなくなった運動会があったように、子育てにおいては正しい、正しくないはわからない部分もありますので、
虫歯を移さない、うつぶせ寝で急死の可能性がある、などの医学的な部分は除いて、こうするべきに縛られすぎず、子供と一緒に成長できるようにするのが一番かもしれませんね!
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