↓のサイトで、IEを表示、要素を抜き出すことができました。
次は、楽天証券にログインしてみたいと思います。


VBAでIEを操作しgoogleで検索する方法~VBA(マクロ)でIE操作
今回は、VBAでを操作しgoogleで検索する方法を紹介したいと思います。
まず、サイト内のインプット要素の一覧を見てみましょう。
下記コードは「https://www.google.com/?hl=ja」の全てのインプット要素をエクセルに書き出すコードです。
ダブルクリックでコピーできますのでとりあえずVBAに張り付けて実行してみてください。
Sub IEinput() Application.ScreenUpdating = False '*****↓ここまでは以前と一緒*************************************************** 'IEの起動 Dim objIE As Object Set objIE = GetObject("", "InternetExplorer.Application") objIE.Visible = True objIE.Navigate "https://www.rakuten-sec.co.jp/" ' このURLを任意に変更 ' ページの表示完了待ち。 While objIE.ReadyState <> 4 Or objIE.Busy = True DoEvents Wend '*****↑ここまでは以前と一緒*************************************************** '****今日はここから↓*************************************************** On Error Resume Next '値がないとエラーが出るので、エラー回避用 I = 1 '開始行を指定 J = objIE.document.all.Length '要素の数を知る Cells(I, 1).Value = "No" Cells(I, 2).Value = "tagname" Cells(I, 3).Value = "Type" Cells(I, 4).Value = "NAME" Cells(I, 5).Value = "ID" Cells(I, 6).Value = "className" Cells(I, 7).Value = "TABINDEX" Cells(I, 8).Value = "Vakue" Cells(I, 9).Value = "checked" Cells(I, 10).Value = "親のtagname" Cells(I, 11).Value = "innertext" Cells(I, 12).Value = "outertext" Cells(I, 13).Value = "outherhtml" Cells(I, 14).Value = "innerhtml" Cells(I, 15).Value = "リンク先" Dim A As Object For Each A In objIE.document.getElementsByTagName("*") If A.TagName = "INPUT" Or A.TagName = "BUTTON" Then Debug.Print A.TagName Cells(I + 1, 1) = I - 1 '個数 Cells(I + 1, 2) = A.TagName 'TAGネーム Cells(I + 1, 3) = A.Type 'タイプ ※selectボックスは”select-one”と取得 Cells(I + 1, 4) = A.Name '名前 Cells(I + 1, 5) = A.ID 'ID Cells(I + 1, 6) = A.className 'クラス名 Cells(I + 1, 7) = A.TabIndex 'フォーカス順序 (Tabでの移動順) Cells(I + 1, 8) = A.Value '値 Cells(I + 1, 9) = A.Checked 'チェック状態 (True = チェック有り、false = チェック無し) 'checkboxやradioボタンから取得します Cells(I + 1, 10) = A.parentElement.TagName '親のTAG If Len(A.innerHTML) > 50 Then Cells(I + 1, 11) = Left(A.innertext, 10) & " ~~~ " & Right(A.innertext, 10) Cells(I + 1, 12) = Left(A.outertext, 10) & " ~~~ " & Right(A.outerrext, 10) Cells(I + 1, 13) = Left(A.outerHTML, 10) & " ~~~ " & Right(A.outerHTML, 10) Cells(I + 1, 14) = Left(A.innerHTML, 10) & " ~~~ " & Right(A.innerHTML, 10) Else Cells(I + 1, 11) = A.innertext Cells(I + 1, 12) = A.outertext Cells(I + 1, 13) = A.outerHTML Cells(I + 1, 14) = A.innerHTML End If I = I + 1 End If 'ステータスバーに進捗を表示 Application.StatusBar = I & "/" & J Next On Error GoTo 0 Cells.WrapText = False Application.ScreenUpdating = True Application.StatusBar = False Range(Cells(1, 1), Cells(1, 14)).EntireColumn.AutoFit Range(Cells(1, 2), Cells(1, 2)).EntireColumn.Interior.ColorIndex = 6 Range(Cells(1, 4), Cells(1, 4)).EntireColumn.Interior.ColorIndex = 6 Range(Cells(1, 8), Cells(1, 8)).EntireColumn.Interior.ColorIndex = 6 End Sub
検索結果を確認し、操作したい要素を確認。
上記のマクロを実行すると、下記のようなinputとbuttonの要素を抜き出すことができたと思います。
今回は楽天証券にログインしたいのでので、
IDを入力するテキストボックスと、PWを入力する要素、ログインボタンがどれか判別する必要があります。
今回の場合、
ID → NAME:loginid ID:form-login-id
パスワード → NAME:passwd ID:form-login-pass
ボタン → 手掛かりになりそうな要素無し → BUTTONとしては3つ目
であることが分かりました。

早速ログインしてみよう!
入力したいID欄と、パスワード欄、ボタンを見つけることができたので、
プログラムに落とし込んでいきたいと思います。
やることは先ほどのプログラムと同じ要領で、
①FOR EACH でTagName("INPUT")、 TagName("BUTTON") をすべて抜き出す(なぜか大文字です)。
②IF文で入力したい要素を見つける。
③値を入力orボタンを押す
という構成になっています。
今回、最後のクリックだけ、手掛かりになりえる要素がなかったので、
objIE.document.getElementsByTagName("BUTTON")(2).Clickとして代用しました。
※ボタンとして3つ目なのですが、プログラムでは0から数字を始めますので、(2)となっております。
ダブルクリックでコピーできますのでVBAに張り付けて実行してみてください。
Sub IE_LOGIN() 'IEの起動 Dim objIE As Object Set objIE = GetObject("", "InternetExplorer.Application") objIE.Visible = True objIE.Navigate "https://www.rakuten-sec.co.jp/" ' このURLを任意に変更 ' ページの表示完了待ち。 While objIE.ReadyState <> 4 Or objIE.Busy = True DoEvents Wend ' On Error Resume Next '値がないとエラーが出るので、エラー回避用 Dim A As Object For Each A In objIE.document.getElementsByTagName("INPUT") '①FOR EACH でINPUTをすべて抜き出す。 If A.Name = "loginid" Then A.Value = "わたしのid" '②IF分で入力したい要素を見つけて ③値を代入 Next For Each A In objIE.document.getElementsByTagName("INPUT") '①FOR EACH でINPUTをすべて抜き出す。 If A.Name = "passwd" Then A.Value = "111111111" '②IF分で入力したい要素を見つけて ③値を代入 Next objIE.document.getElementsByTagName("BUTTON")(2).Click On Error GoTo 0 End Sub
いろいろのやり方でテキストボックスに入力してみる。
今回、ボタンのクリックがイレギュラーな感じになりましたが、
実は要素が特定できれば何でもありなのです。
その例を紹介していきます。
今回のid入力の場合を例にとってみると、4通り考えられます。
①まず、先ほどのプログラムのように要素を名前など限定して指定。
②inputタグの中で何番目か指定。
③getElementsByName(””)(0)でNameを直接指定。
Nameでもそのまま検索することができます。
getElementsByName(””)の後に(0)で一番最初の要素を取り出していますが、
ほかに同じ名前があったときに、違う要素を選択してしまう可能性がありますのでご注意ください。
④getElementByid("")で指定。
idを指定する場合は、getElementsではなく、 getElement です。
idはそのHTMLの中に重複が許されていないので、一つの値に決まるから複数形ではありません。
したがって、 getElementsbyTagNameやgetElementsbyNameで使用したような番号は必要ありません。
'①先ほどのやり方 For Each A In objIE.document.getElementsByTagName("INPUT") '①FOR EACH でINPUTをすべて抜き出す。 If A.Name = "loginid" Then A.Value = "わたしのid" '②IF分で入力したい要素を見つけて ③値を代入 Next '②何番目の要素かを指定。 objIE.document.getElementsByTagName("INPUT")(2).Value = "わたしのid" '③名前で指定。 objIE.document.getElementsByName("loginid")(0).Value = "わたしのid" '④IDで決定 objIE.document.getElementByid("form-login-id").Value = "わたしのid"
ちょっと困った、ログインボタン。
後で気づいたのですが、
TAGINDEXが4なので、これを用いてログインすることができることに気づきました…すみません。
※ちなみにTAGINDEXとはタグを押したときの順序を表しており、
4回TAGを押すとそこに行くようになっております。

その他、VBAでIEを動かすために必要な情報をまとめています!!
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