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双子の帝王切開の出産費用公開!大阪母子医療センターで出産!

FP(家庭のお金)
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ついに双子が生まれました!上の子がもうすぐ4歳。下に2人増えて5人家族に!!
パパの悩みは当然「お金」です。笑
そこで、今回は双子の帝王切開+入院にかかった費用について解説していきます。
双子の帝王切開での出産費用は、大阪母子医療センターでの体験をもとに公開しています!

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双子の帝王切開の出産費用公開!大阪母子医療センターで出産!

今回は、双子の帝王切開+入院にかかった費用について解説していきたいと思います!

双子となると出産一時金が、50万円×2=100万円もらえることになりますが、
いろいろと調べてみると、下記の通り(クリックして開きます。)、
145万かかった人もいれば、75万円で済んだ人、61万円、93万円の人と多岐にわたり、正直ふたを開けてみないとどうなるかわからない!!みたいな状況でした。。。

そこで今回は、次に続く双子ちゃんのために、大阪母子医療センターでの出産でかかった費用を公開していきたいと思います!

まずは出産費用の公開と計算式から

まずは、忙しい方も多いかと思いますので、出産費用を公開していきます。

入院16日で出産費用は60.1万円。40万円戻ってくるという結果になりました!

計算式としては、

①分娩介助料 39.6万円 固定
②室料差額  1万円×個室日数
③一部負担金 80100円×月数(月をまたぐと高くなる)
※下記表参照。年収約370万~770万円の場合
の合計

所得区分
(年収の目安)※
自己負担限度額
通常多数該当
約1,160万円~252,600円+
(総医療費-842,000円)×1%
140,100円
約770万~1,160万円167,400円+
(総医療費-558,000円)×1%
93,000円
約370万~770万円80,100円+
(総医療費-267,000円)×1%
44,400円
~約370万円57,600円44,400円
住民税の非課税者等35,400円24,600円

となります。

なぜこんなに違いが出るの???出産費用って

まずは、なぜこんなに違いが出るの???出産費用って???

というところを、おさらいしておきたいと思います。

帝王切開であれば、下記の通り、点数は決まっており、
・緊急帝王切開であれば、22,220×10円=222,200円 3割負担→66,660円
・選択帝王切開であれば、20,140×10円=201,400円 3割負担→60,420円
で固定なはずなのです。

帝王切開術の診療報酬点数は以下の通りです12:

  • 緊急帝王切開: 22,200点
  • 選択帝王切開: 20,140点

また、双子の場合、入院は基本管理入院で、1日5000円程度(個室料除く)としても、

14日間×5000円=70,000円 の3割負担→21,000円

その他もろもろあったとしても、「保険適応の3割負担」では、100万円までなるわけがない??気がします。

が、ここに落とし穴があります。
それは、自由にお金が設定できる、「分娩介助料」なる料金です。
しかも、これは「保険適応外あり、3割負担ではありません。」…笑

結果として、この「分娩介助料」がその病院でどのように設定されているかで大きく差がつく結果となります。

ちなみに、厚生労働省も出産費用がブラックボックスになっている状態がやばいと思っており、現在見えるかに努めているところというところらしいです。
(厚生労働省の調査では、下記の通り、↓出産一時金を増額(42万円→50万円)したら、それに伴い出産費用が50万に跳ね上がったらしいです。…笑)

一概に病院が悪い!という気はありませんが、ブラックボックスなのはあまりいい気がしませんよね。。。

ということで、この章をまとめると下記の通りとなります。

双子の帝王切開の場合

・管理入院や、帝王切開の費用は、保険適用なので、
 →3割負担 かつ 高額医療制度 を使用できる。

・分娩介助料は保険適用外なので、そのまま請求される。
 →さらに、病院によってまちまちなので、請求されてみてからのお楽しみ。

実際の費用は60万円でした(入院14日、月マタギで高額医療制度2か月分)!!

ということで、前置きが長くなりましたが、実際の費用を紹介していきたいと思います!!

大阪母子医療センターの場合、
・入院16日
・月マタギ
・うち、出産後7日間個室利用
で、総額¥601,280という結果になりました。

出産費用明細書
入院料¥0
室料差額¥70,000
分娩介助料¥371,800
分娩料帝王切開の場合は無し
新生児管理保育料¥0
産科医療保障制度¥24,000
検査・薬剤料¥0
処置・手当量¥0
その他¥500
一部負担金¥134,980
合計¥601,280

前章でまとめた場合分けをすると、
・保険適用のもの → ⑩の一部負担金134,980円となります。
・保険適用外のもの → ③分娩介助料+⑥産科医療保障制度+②室料差額(個室代) 合計466,300円
となります。

双子だと出産一時金が、100万円になりますので40万円戻ってきてくれました(助かる~!!!)!!

保険適用のものを確認

では、まずは保険適用のものを確認していきたいと思います。

双子の場合は管理入院なので、入院も保険適用になります。

まずは2月です。
7日間入院、帝王切開も2月に行いました。
・保険適用分の総額が71.4万円
・3割負担なので、21.2万円負担
・高額医療制度で、57,600円を超えたら、すべて57,600円(妻の区分が区分エ)。

+食事負担金7820円を足し合わせて、65,420円。

2月点数回数金額
患者サポート体制充実701¥700
看護職員処遇改善944¥3,760
看護職員処遇改善943¥2,820
重症患者初期支援充実3003¥9,000
ハイリスク妊娠管理12004¥48,000
肺血栓塞栓症予防管理3051¥3,050
薬剤管理指導料3251¥3,250
帝王切開221401¥221,400
薬代651¥650
薬代1941¥1,940
薬代9751¥9,750
入院包括評価(7日)243471¥243,470
総合周産期55493¥166,470
保険対象医療費総額¥714,260
3割負担¥214,278
高額医療¥57,600
食事負担(2月)46017¥7,820
⑩負担額(2月)¥65,420

まずは3月です。
9日間入院です。
・双子が生まれた後なので、ハイリスク妊娠管理が高いようで、その費用が7日間?224,000円かかっており、それも含め総額が50.4万円。
・3割負担で15.1万円負担。
・高額医療制度で、57,600円を超えたら、すべて57,600円(妻の区分が区分エ)。

+食事負担金11,960円を足し合わせて、69,560円。となります。

3月点数回数金額
看護職員処遇改善949¥8,460
ハイリスク妊娠管理32007¥224,000
薬剤管理指導料3251¥3,250
薬代13¥30
薬代43¥120
薬代120¥200
薬代341¥340
麻酔管理料9501¥9,500
入院包括評価(9日)258381¥258,380
保険対象医療費総額¥504,280
3割負担¥151,284
高額医療¥57,600
食事負担(3月)46026¥11,960
⑩負担額(3月)¥69,560


結果として、

2月 高額医療費制度57600円+食事負担金7820円=65,420円。
3月 高額医療費制度57600円+食事負担金11960円=69,560円。
合計 134,980円

となりました。
月をまたがなければ、57600円+食事代で、8万円くらいで済んだ可能性ありです。

また、妻が扶養に入っていたり、年収が高い場合は、
57600円が、80,100円+α、167,400円+αになりますので、ご注意ください。
(妻よ。働いていてくれてありがとう。笑)

所得区分
(年収の目安)※
自己負担限度額
通常多数該当
約1,160万円~252,600円+
(総医療費-842,000円)×1%
140,100円
約770万~1,160万円167,400円+
(総医療費-558,000円)×1%
93,000円
約370万~770万円80,100円+
(総医療費-267,000円)×1%
44,400円
~約370万円57,600円44,400円
住民税の非課税者等35,400円24,600円

保険適用外の費用について

次は保険適用外の費用についてです。

室料差額

まずは、室料差額。これは、個室に何日いたかで決まります。
うちは産後7日間個室だったので、70,000円でした。

ちなみに、産前は大部屋だったのですが、同じような境遇の人が多く、ママ友がたくさんできて楽しかったようです。笑
産後は母子同室ですので、双子ともなるとやはり個室で少しでもゆったり過ごせるようにしてあげたいですね。

②室料差額100007¥70,000

分娩介助料

分娩介助料は、下記の通り、大阪母子医療センターの場合は、
双子で、390,000円ということです。

ほかの人の費用を見ていると、ここが、65万円だったり、44万円だったりしたので、さすがは公立病院!
正当な費用を取ってくれました。。笑

胎盤量88001¥8,800
分娩料(双子)・産科医療保障制度3900001¥390,000
③⑥分娩介助料¥398,800

その他

あと、その他が500円あったようですが、これは、朝ご飯を和食→養殖に変えた料金らしいです。笑
お疲れ様です。笑

特別食(2月)503¥150
特別食(3月)507¥350
⑨その他¥500

一応原紙を張っておきます。

一応、証拠として原紙を張っておきます。

まとめ

ということで、今回は双子の出産費用について書いていきました!

実際の費用は60万円、出産一時金を考えると+40万円という結果でしたが、
やはり、保険適用外の料金が大きなウェイトを占めています。

出産費用のブラックボックス化が進んでいる現状、このような明確な費用明細が、双子出産を控える方々にとって参考になっていただけると幸いです。。。。

以上が、大阪母子医療センターでの双子の帝王切開にかかった費用の詳細でした。
双子育児、大変ですが、まずはスタートの段階で大きな持ち出し無し、
逆に40万円ももらえたということで、育児グッズを買いそろえて頑張っていきましょー!!!!
(私は、将来のための子供の投資に回すつもりですが…)

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