大文字小文字を区別してカウントする。
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大文字と小文字では意味が違い、
区別して数える必要がある時があると思いますが、
COUNTIFを用いると、残念ながらどちらもカウントしてしまいます。
そこで今回は、SUMPRODUCTを用いて、大文字小文字を区別して、
集計する方法について説明していきたいと思います。
数式紹介
今回紹介する数式は、
・SUMPRODUCT
・EXACT
を用いて、
=SUMPRODUCT((EXACT(検索範囲,対象文字列)*1))
実際の使用例
=SUMPRODUCT((EXACT($B$4:$B$8,$D7)*1))
となります。
結果は下記の通り、COUNTIFでは区別できていない大文字小文字ですが、
上記の式では区別できているのがわかります。
数式の説明
上記の数式で、肝となるのが、
EXACT関数になります。
EXACT関数は、二つの文字列が同じかを判断できる関数となっており、
=EXACT(値1,値2)
のように記述します。
今回は、この関数にSUMPRODUCTを組み合わせて、カウントしています。
このSUMPRODUCTの計算式は少々わかりにくいのですが、
=SUMPRODUCT(TRUE/FALSEで判断できる数式)
と記述すると、
A1に同じものは1を返す配列
SUMPRODUCT([A1,a1,B1,b1,A1]=A1)
=[1,0,0,0,1]=2
と計算し、合計値を計算してくれます。
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