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引っ越し料金シミュレーション!料金を理論計算してみた!料金精査

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新築マンションを購入!
引っ越すことになりましたので、引っ越しについて調べてみました!

多分業者以外で、ここまで真面目に費用の計算をした人はいないと思います。笑
是非、計算用シミュレーションファイルを作成しましたので、
参考にしてもらえたらと思います!!

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引っ越し相場シミュレーション!料金の仕組みと繁忙期について

引っ越し代ってどんなイメージがありますかね?
僕は、

・料金体系が複雑
・会社によって全く見積もりが異なる。
・適正価格がわからない。

と、正直よくわからないことだらけなイメージでした。

そんなに何度も経験することでないですが、とにもかくにも、

引っ越し料金をぼったくられるのも嫌

ですよね。

インターネットの普及で、相場を調べるのも簡単になりましたが、
「それはネットの情報で、あなたの家具の量の話ではないでしょ?」
といわれるのが落ちでしょう。笑

そこで今回は、自分の荷物の量にあった、

「引っ越しの適正な価格」

について簡単にシミュレーションできるファイルを作成しました!!!

この計算機を使って、

・大体の料金を知る。
・論理的に交渉を行えるようになる。
・引っ越し費用の勘所がわかるようになる。

ことで、少しでも、「安くて、質のいい」引っ越しをしてもらいたいと思います!

5分でできるシミュレーション

各項目ごとの説明は、後々していきますが、
引っ越し代は主に、

・荷物 → 作業時間・トラックの大きさ
・距離・移動時間 → 運賃
・土日? → 割増価格
・エアコンなどのオプションがないか?

で決まってきます。
これらを5分もかからず、シミュレーションできるファイルをスプレッドシートで作成しましたので、
ぜひ使ってみてください!

そのままですと閲覧のみ可能になっていますので、
ファイル→コピーを作成で、自分のスプレッドシートにコピーを作成してください。

スプレッドシートをコピーする方法

引っ越し代金の料金体系について

それでは、引っ越し代金の詳細について、
解説していきます。

実はきちんとあった料金体系

まずは料金体系からです。

実は、引っ越し費用が明確になっていないことから、
政府が方針を出しており、料金体系を明確に設定することになっています。

その費用が、

①基準運賃トラック輸送の運賃です。
この運賃は国に決められた決まりがあります。

100km以下は、4時間か8時間か
100km以上は、距離によって決まります。
②料金距離が長い場合の車両留置料
土日・深夜の割増料金
③実費 段ボール代
人件費
ガソリン代・高速代
④オプション代 エアコンの取外し・取付け

となっております。

料金体系を明確にするといいつつ、この中で決まっているのは

①基準運賃

だけです。これ以外のところで大きく見積もりに差が出てくることになります。

では、これらの項目について一つずつ確認していきましょう。

①基準運賃

まずは基準運賃からです。

基準運賃は、

・トラックの大きさ 毎に
・100kmまでは 4時間か8時間で
・100km~は 距離ごとに

決まっています。

100km以下の場合は、時間制が採用され、
以下の通りトラック毎に下限と上限が定められています。

 

時間制(100㎞まで)
1トン車まで 2トン車まで 3トン車まで 4トン車まで
下限 上限 下限 上限 下限 上限 下限 上限
4時間制 12,300 18,460 13,550 20,330 14,530 21,790 16,090 24,130
8時間制 20,500 30,740 22,750 34,130 24,290 36,430 26,820 40,220
+1時間毎 2,070 3,110 2,240 3,360 2,400 3,600 2,550 3,830

100km以上の場合は、距離制が採用され、
以下の通りトラック毎に上限と下限が定められています。

距離制(100㎞以上)
1トン車まで 2トン車まで 3トン車まで 4トン車まで
下限 上限 下限 上限 下限 上限 下限 上限
~110km 22,740 34,100 25,140 37,720 26,860 40,300 28,650 42,970
~120km 23,670 35,510 26,190 39,290 27,980 41,980 29,870 44,810
~130km 24,620 36,920 27,260 40,900 29,100 43,640 31,070 46,610
~140km 25,540 38,320 28,310 42,470 30,220 45,340 32,270 48,410
~150km 26,500 39,740 29,370 44,050 31,340 47,020 33,490 50,230
~160km 27,420 41,140 30,400 45,600 32,460 48,700 34,690 52,030
~170km 28,370 42,550 31,460 47,180 33,580 50,380 35,890 53,830
~180km 29,300 43,940 32,510 48,770 34,700 52,040 37,100 55,660
~190km 30,250 45,370 33,560 50,340 35,820 53,720 38,310 57,470
~200km 31,190 46,790 34,620 51,920 36,950 55,430 39,510 59,270
200~500km
20km毎
1,670 2,510 1,860 2,780 1,980 2,960 2,110 3,170
500km~
50km毎
4,190 6,290 4,660 6,980 4,960 7,440 5,310 7,970

ですので、基準運賃で重要になってくるのが、

・距離が100km以内か?100km以上か?
 100km以内の場合は、半日で終わるか?1日作業になるか?

・トラックはどのサイズになるか?

の2項目になります。
距離と時間ははグーグルマップで調べられますし、
トラックのサイズは、荷物の量はシミュレーションファイルで確認してみてください!

②料金

次は料金です。

料金てなんやねん!といいたくなりますが、
平日の割増料金・深夜の割増料金、繁忙期の割増料金
トラックを長時間待たせる場合の留置料金
になります。

平日、深夜割増の料金は、

割増割増率
休日割増(日曜・祝日)2割増
深夜・早朝割増(午後10時〜午前5時迄)3割増
繁忙期(3/20~4/5)35割増し

となっています。

繁忙期のシーズンは法定上限で

・「3/20〜4/5」限定で、
・シーズン割増は最大で350%割増まで

と認められているようです。
通常の4.5倍の料金です。。。(あくまで、最大ですが…)
この間に引っ越しする際は、かなり注意が必要ですね。

また、ルールとしては、3/20~4/5までしか繁忙期の割増率を設定できないはずが、
その近辺では、通常料金より割増はされています。
あくまで約款(ルール)で罰則はないので…
そこは業界のオフレコなところとなっています。

車両留め置き料金は、

実車キロが100キロメ一トルを超える運送であって車両が引越荷物の発地又は着地に到着後、荷主の都合によって、留置された時間(荷物の積込、又は取卸しの時間を含みます。)が下記の所定時間を超えた場合は、車両留置料を収受します。

全日本トラック協会
車種別6トン車まで6トン車を超え12トン車まで
発地又は着地ごと120分150分

とされています。荷主の都合になりますので、そこまで時間がかからなければ、追加で請求されることはありません。

以上の通り、料金は、

・平日か休日か、そして繁忙期ではないか?

というところが重要になってきます。
ちなみに、シミュレーションファイルでは、
4.5倍にもなる繁忙期の設定はしてません。(多分しても意味ないので…)

③実費

次は実費です。

段ボール代・高速代・ガソリン代

は、そこまで大きな差が出ないとして、人件費 が肝になります。

人件費の計算はざっと、

・ドライバー正規社員さんの給料が、時給1500円(年収420万円程度)
・バイト君が、時給1000円

・利益をプラスすることを考えて1.2倍程度

バイトをしたときがある人はわかると思いますが、
1日に2軒回ることが多いと思います。
中途半端に3時間とか6時間とかではなく、半日単位で加算するとします。

上記の前提で、作業費は、

単純な人件費人件費+利益半日の場合1日の場合
作業者1人1500円/時1800円/時7200円14400円
作業者2人
(正規+バイト)
2500円/時3000円/時12000円24000円
作業者3人
(正規+バイト2人)
3500円/時4200円/時16800円33600円
作業者4人
(正規2+バイト2人)
5000円/時6000円/時24000円48000円

程度になるかと思います。

荷物の量が少ない、家が近い場合で

・3回転できるんじゃないの??

と思った場合は、交渉の余地ありかもしれませんね。

作業者の人数としては、本当にざっくり、トラックや間取りと対応して、
下記のような構成になりそうです。

間取り車両作業員数
1DK2t1~2人
2DK4t3人
3LDK4tロング4人
4LDK4tロング+2t5人

よって、実費の項は

・作業人員と時間はどう計算されているか?

が重要になります。
シミュレーションファイルでは、家具ごと時間を設定、計算していますので、
参考になるかと思います。

見積もりが出てきた時に、作業員が多いのに、時間が長かったりしたときは要チェックですね。

④オプション料金

最後にOP料金になります。

代表的な、OP料金については下記の通りになります。
ここら辺は値引きに使われるところかもしれませんが、
参考にしてみてください。

エアコンの取付取り外しは、
2万円となっており、結構な料金がかかることがわかります。

引っ越しの際のOP相場全平均
洗濯機設置平均 4,269 円
TV・AV機器配線工事平均 6,508 円
食洗機外し平均 5,292 円
食洗機取り付け平均 6,000 円
ウォシュレット取り外し平均 5,357 円
ウォシュレット取り付け平均 8,750 円
荷造り(小物類梱包)平均 44,874 円
荷解き(小物類開梱)平均 33,000 円
エアコン取り外し(基本工事)平均 9,571 円
エアコン取り付け(基本工事)平均 11,271 円
エアコン取り外し・取り付け(基本工事)平均 18,178 円

よって、オプションは

大物家電は何があるか?

が重要になってきます。
基本は、エアコンが何台あるかというところでしょう。

重点ポイントをまとめると

上記の重点ポイントをまとめると下記の通りとなります。

①基準運賃トラック輸送の運賃です。
この運賃は国に決められた決まりがあります。

100km以下は、4時間か8時間か
100km以上は、距離によって決まります。
・距離が100km以内か?100km以上か?
・100km以内の場合は、
 半日で終わるか?1日作業になるか?
・トラックはどのサイズになるか?
②料金距離が長い場合の車両留置料
土日・深夜・繁忙期の割増料金
・土日、深夜ではないか?
・繁忙期ではないか?
③実費 段ボール代
人件費
ガソリン代・高速代
・人件費は、何人×何時間
 で計算されているか?
④オプション代 エアコンの取外し・取付けなど・大物家電部品はないか?

1にも2にも、まずは、自分の荷物の量による
・トラックのでかさ
・作業時間
が重要になってきます。
ぜひ、シミュレーションをお試しください(結構頑張って作ったので…笑)。

そのままですと閲覧のみ可能になっていますので、
ファイル→コピーを作成で、自分のスプレッドシートにコピーを作成してください。

スプレッドシートをコピーする方法

まとめ

引っ越しをする際において、

「まずは、適正な価格を知っておくこと」

が非常に重要です。

適正な価格を知ることで、

・大体の相場がわかる。
・見積の精査し、交渉できる。(プレッシャーを与えられる)
・引っ越し料金を抑えるポイントがわかる。

ことになります。

最終的な価格は、結局のところ、
合い見積もりで競わせることが重要なのですが、

・移動距離はどれくらいかかるか?
・何トントラックで乗りそうか?
・作業時間はどれくらいになりそうか?

をきちんと引っ越し屋さんに伝えることが重要です。

ぜひ便利な一括査定サイトを利用して、
少しでも安く、質のいい引っ越しをしてください!

≪参考にさせていただいたサイト≫

引越しオプションサービス(付帯作業)の費用・料金相場【引越し広場】
本物の引越し見積もり明細を掲載中!!「引越し広場」の引越しオプションサービス(付帯作業)の費用・料金相場ページです。種類別の相場、エアコンパックの相場、小物類の荷造り・荷解きの相場など詳細な情報が満載です。
http://hikkoshi-plan.com/yasui-hikkoshi/hikkoshikiyaku.html
引越料金のしくみ - 近畿運輸局
近畿運輸局のホームページ

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