VLOOKUPの参照先へのハイパーリンクを作成する方法
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VLOOKUPはかなり使い勝手のいい関数で、
社会人になったら一番初めに覚える関数といっても過言ではありません。
しかし、データが多くなってくると、
どこからデータを持ってきているかわからない状況になることがあります。
そこで、今回は検索したデータの行に飛ぶことのできる方法を紹介したいと思います。
数式紹介
数式は、
・HYPERLINK関数
と
・CELL関数
・INDEX(MATCH())関数
を使って、
=HYPERLINK("#"&CELL("address",INDEX(検索範囲,MATCH(検索値,検索範囲,0))),セルに表示する文字)
=HYPERLINK("#"&CELL("address",INDEX(B:B,MATCH($D$3,B:B,0))),$D$3)
です。
動作は、下記動画を参照してください。
検索値のDATA10にリンクが張られて、参照先に飛ぶことが分かります。
数式の説明
この数式の根幹はHYPERLINK関数です。
HYPERLINK関数でブック内の指定のセルに飛ぶためには、
=HYPERLINK(#シート名!セル名,セルに表示する名前)
とすることで、設定することができます。
今回の場合、vlookupの参照先のセルをリンク先に設定する必要があります。
検索値の含まれるセルの取得は、CELL INDEX,MATCHを用いて、
CELL("address",INDEX(リスト,MATCH(検索値, リスト,0)))
で、取得しています。
CELL("address",セル)
でセルの情報を「A1」表記で取得
セルの位置は、INDEX(MATCH)を用いて、
INDEX(リスト,MATCH(検索値, リスト,0))
で探しに行っています。
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