マンションの正しいエアコンの畳数の決め方!

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マンションの正しいエアコンの畳数の決め方!

マンションは暖かい、涼しいといわれていますが、

・購入するエアコンは何を目安に買っていますか?
・家電量販店の「畳~」といううたい文句につられて買っていませんか?

そんな人は実は、「本体価格」も「電気代」もどっちも損をしている可能性があります。笑

本当は、もうそろそろ法律(基準)を変えてほしいのですが、

・一戸建て木造建築の多い日本において、
 全然効かないじゃないか!!!!!

といわれるのを防ぐ必要があるために変更できないようです。

ということで、
今回はマンションのエアコンの大きさを簡単に決めることのできる計算式
を作成しましたので是非見ていってください。

マンションは、エアコンが小さくていい理由

まずは、マンションのエアコンが小さくてもいい理由を
「氷」を用いて説明していきたいと思います。

・氷 ⇒ エアコンによって、すでに冷えた部屋
・氷が解けていくことになります。 ⇒ 部屋が暑くなっていく

とイメージしてください。

ではまず、一戸建てです。

一戸建ては、下記の通り、氷が1個だけポツンとある状態です。
6面全部が、外気にさらされていますので、
氷は簡単に溶けていきます。

それに対してマンションを考えてみます。
マンションの場合は、下記の通り、製氷機が積み重なった構造になっています。

製氷皿のイラスト

中層の中部屋を考えると、

・上下には氷があるので、溶けにくい
・左右にも氷があるので、溶けにくい
・前後は外気にさらされているので、溶けやすい

と、外気に触れている部分が2面、戸建ての1/3になっていることがわかります。

あくまで、上下左右の部屋の人がエアコンをつけてくれている前提ですが、
この通り1/3で十分であることがわかります。

その他の影響も入れると42%程度の出力でいい。

上記計算の結果、

①外気による影響

は、戸建ての1/3ですむことがわかりましたが、

②日射による熱
③人による発熱

に関しては、戸建てと変わりません。

では、その影響がどれくらいあるのか考えていきます。

正直、単純計算しにくいのですが(こちらの記事を参考にください)

・外気35度⇒25畳
・16畳
・すだれあり
・南向き
・人が3人

の場合、面積当たりの外気の影響(Q値)を【20W/(㎡・K)】とすると、

戸建て
①Q値×面積×温度差=(20)×(16×1.65)×(35-25)=5280W
②南向きの夏の最大の日射量540W
③人の発熱量100W×3=300W

熱量合計5280+540+300=6120W

マンションは
①Q値×面積×温度差=5280W÷3=1760W
②南向きの夏の最大の日射量540W
③人の発熱量100W×3=300W

熱量合計1760+540+300=2600W

となり、マンションは戸建てに対して、42%(2600/6120)の容量でいいことになります。

コラム カタログと上記の計算について

カタログ値と上記の計算との関係を確認しておきます。

カタログ値は、外気温は東京の平均気温、温度は27度設定です。
先ほどの計算を行うと、

戸建て
①Q値×面積×温度差=(20)×(16×1.65)×(33-27)=3160W
②南向きの夏の最大の日射量1080W(すだれなし)
③人の発熱量100W×3=300W

熱量合計3160+1080+300=4540W=4.5KW

カタログ値と照らし合わせると下記の通り、
14~16畳当たりのスペックになっていることがわかります。

畳数6畳8畳10畳12畳14畳16畳18畳20畳23畳
冷房能力2.2kW2.5kW2.8kW3.6kW4.5kW5.0kW5.6kW6.3kW7.1kW

Q値について

また、先ほどの計算で用いたQ値は、

1965年(50年以上前)の木造平屋建ての住宅がモデルに定められており、
 この断熱性能を仮定するとQ値20、UA値7.3となっています。
 (基準は違うが、Q=2.8*UA値+0.4相当)」

これに対して、平成11年に国が定めた断熱等級は下記の通りで、
新しいマンションでは、「断熱等級4」を当たり前に取得しています。
(国土交通省の説明漫画はこちら)

地域1地域2地域3地域4地域5地域6地域7地域
断熱等性能等級4
UA値
0.460.460.560.750.870.870.87
(Q値)(1.6)(1.6)(1.9)(2.4)(2.7)(2.7)(2.7)
断熱等性能等級3
UA値
0.540.541.041.251.541.541.81
(Q値)(1.8)(1.8)(2.7)(3.1)(3.6)(3.6)(3.6)

こちらを当てはめて、先ほどの計算式を確認すると、

マンション
①Q値×面積×温度差=5280W×(2.7/20)÷3 = 240W
②南向きの夏の最大の日射量540W
③人の発熱量100W×3=300W

熱量合計240+540+300=1080W (←2600Wから1500W減)

となります。

これをカタログスペックに当てはめると、6畳以下でいいことになります。。笑

畳数6畳8畳10畳12畳14畳16畳18畳20畳23畳
冷房能力2.2kW2.5kW2.8kW3.6kW4.5kW5.0kW5.6kW6.3kW7.1kW

ちなみに、上下左右の人がエアコンをつけなかった場合でも、

マンション
①Q値×面積×温度差=5280W×(2.7/20) ÷1 = 720W
②南向きの夏の最大の日射量540W
③人の発熱量100W×3=300W

熱量合計720+540+300=1560W (←2600Wから1000W減)

となりますが、これでも、6畳で十分ということになります。

畳数6畳8畳10畳12畳14畳16畳18畳20畳23畳
冷房能力2.2kW2.5kW2.8kW3.6kW4.5kW5.0kW5.6kW6.3kW7.1kW

16畳を付けた場合どれだけオーバースペックかわかるかと思います。

注意点。部屋1室だけ冷やすときは計算上違う。

ここで注意点ですが、

UA値は、あくまで外皮の面積で割っています。
ですので、リビングだけ冷やすとしたときに、隣室との境=「内壁」のような
断熱材無し壁には簡単に適応できません。

ですので、6畳ではスペックが足りていない可能性があります。

計算機

以上を踏まえた計算機を作りましたので、

是非お試しください。

まとめ

今回まとめてわかったことは、

・1965年を基準にしており、そこから断熱性能は1/10になっているので、
 ただでさえオーバースペックになっている。

・しかもマンションの場合は、外気に触れる面積が少なく、
 上下左右の部屋の人がエアコンをつけている場合、それだけで涼しい。

事より、正直6畳~8畳用で十分事足りることがわかりました。
ぜひ計算機も参考にして、自分に合ったエアコンを選んでみてください!!

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