KINTOはお得?RAIZE3.9万円で検証!!シミュレーション!!
どんどん進んでいく、定額制サービス「サブスク」
ついにあのTOYOTAまでが仕掛けてきました。
車会社が、所有するものではなく、
「シェアするもの」「借りるもの」と定義づけるのは非常に
大胆不敵だなと思いましたが、未来に向けた試みは応援したいなと思います。
ですが、、、お得か否か、というのは別問題!
ということで、今回は、KINTOはお得なのか???
について、計算機を作成し、
計算してみましたので、その結果をお届けします!
結論!KINTOは高い!が、任意保険が高い人は〇
では、まず結論から。
という結果になりました。
・3年後にわざわざ売りに行かなくてもいいこと。
・任意保険が含まれているので、保険料が高い人はお得になる可能性がある。
のが一番のメリットだと思いますが、
この差額をどうとらえるかですね。。。
それでは、計算結果を紹介していきます。
計算結果(シミュレーション結果)
ローンで購入した場合と、KINTOで購入した場合の結果は、
下記計算機の通りです。
ローンは、7年間で返済、金利4%(ディーラー金利レベル)で計算しています。
毎月の返済額
まずは、毎月の返済額を見ていきましょう。
KINTOは毎月4万円で一定です。
それに対して、ローンで購入した場合、
3.44万円と約5千円浮いてくることになります。
内訳は、
・ローンの毎月の返済額: 2.62万円/月 (新車175万+税諸費用29万の7年払い)
・任意保険料: 0.42万円/月=5万円/年
・維持費の積立: 0.27万円/月=10万円/年
・自動車税(2,3年分): 0.16万円/月=2.95万円/年×2/3年
となっています。
総額と3年後
総額にして、kinot143万円に対して、
ローンの場合は、124万円の支払いとなります。
ですので、
ローンの方が19万円お得になります。
が、ローンの場合は、
「ローンの残額116万円の車が残った状態になります。」
ですので、
116万円以上で売れるかどうかが重要です。
中古車情報のサイトで、価格の変動を追うと
人気車種( アクアの買い取り額 )で1年間で7%程度の値下がりがあるようですので、
少し多めに見て10%で計算したいと思います。
※toyotaは安定して下取りも高いですね。
レイズは新車価格が175万円ですので、
70%とすると122万円で売ることが可能になります。
よって、ローンの方が
3年目までの支払額の差19万円+中古で売った場合の差6万円=計25万円
お得になる結果となりました。
KINTOの方がお得になるケース
以上の試算より、普通の使い方をしている場合、
kintoの方が高い結果となりました。
しかし、上記の計算から、kintoの方がお得になるケースが見えてきましたので、
紹介したいと思います。
①任意保険料が高い場合
毎月の返済額の差は5千円でしたが、
その前提の中で、ローン返済の
任意保険料は 0.42万円/月=5万円/年 としておりました。
任意保険を10万円/年とした場合、毎月の返済額は5千円増えることになりますので、
ほぼKintoとの差は消えます。
自損事故も含めた場合の、自動車保険は非常に高く、
等級が低い場合、もっと高額になる場合があります。
また、25歳以下になると自動車保険は高くなります。
よって、初心者かつ若者などで、10万円/年を超える
自動車保険料が必要な人はkintoに入っておくと安心かもしれません。
※試しに上記の計算機の自動車保険を10万円にしてみてください。
②距離を多く乗る人
kintoの走行距離は、月間走行距離(1,500km)×36=54,000kmとなっております。
また、それ以上乗った場合、1km×10円の支払いが必要になります。
毎年2万キロ乗る人は、6000km超過ということになりますので、
6万円の超過料金になります。
一方、ローン払いの場合、3年間で6万km乗ると、
少々査定額が落ちてくる可能性があります。
毎年15%下がると仮定すると、175万円×55%=96万円となります。
3年後のローンの残額が116万円でしたので、
車を売った際に▲20万円の赤字となります。
もっと査定額が下がる可能性も考えられますので、
距離を多く乗る人にとって見ると、
kintoの方が有利になる可能性があります。
③変わった色の車に乗りたい人
中古車の査定において、「色」は大きなリスクになります。
「黒」と「白」(ぎりぎりシルバー)以外は結構査定にひびきます。
ピンクのクラウンなんて、、、乗りたくないですよね。。
実は色だけで、査定価格がざっと10万円変わってくることもざらですので、
変わった色の車に乗りたい場合は、kintoを選ぶ価値がある。
と思います。
④維持費もっとかかるよ。と思う人。
新車で買って最初の3年間では、
ほぼほぼ維持費がかかった思い出がないので、
維持費の積立: 0.27万円/月=10万円/3年
としております。
車検もないので、これだけあれば十分かなと思いますが、
3年で、30万円かかると思う人は、kintoとトントンな結果になると思います。
逆にもっとローンをお得にする方法
逆にもっとローンの場合をお得にする方法は、
銀行でマイカーローンを借りることです。
先ほどは4%で計算しましたが、2%で計算すると、
支払総額118万円、ローン残高113万円と4%の時に比べて、
9万円ほどお得になります。
大きな買い物だからこそ、一手間かけてみてもいいかもしれません。
まとめ
TOYOTAの新しい試みである、KINTOについて調べていきましたが、
やはり、いい線ついてきますね。
微妙にサービス料を取る感じ、、
なんか、めんどくさいからKINTOでいっかって思わせる価格帯になっていると思います。
車は、「家」「保険」の次ぐ大きな買い物の一つです!
計算機を用いて、自分のプランにあった内容を確認してみてください!!
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