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冷房の電気代を下げたい!なら、とにかく『すだれ』をつけなさい!というお話。

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冷房の電気代を下げたい!なら、とにかく『すだれ』をつけなさい!というお話。

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夏になると、、

・冷房で電気代が異常にとられる!
・普段より1万円以上光熱費が高い、、

と悩んでいたり、そもそも

・エアコンが全然効かない!

と悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、

・電気代を下げる!! かつ エアコンの効きをよくする

魔法の方法「すだれ」について紹介したいと思います!

まどから直射日光が入る部屋は、ストーブで温められているのと同じです。

まずは、質問です!夏に部屋が暑い理由は、

①部屋の断熱が悪いから。
②外の気温が暑いから。
③日射による影響が大きいから。

さて、どれでしょうか?

タイトルに書いてあるから、、どうせ日射なんでしょ?と思われる方が多数かと思いますが、では、

・それがどれくらいの割合を占めて
・どれくらいの光熱費に変わっているのか

そこまで答えられる人はいないと思います。

高い高い!!って文句を言っている割に、固定費って勝手に引き落とされることもあって、なぁなぁになりがちですよね。

そこで、今回は簡単なモデルを使って計算していきたいと思います!

リビングで熱の出入りを考える。

モデルとして、よくあるリビングのエアコンの電気代を考えていきたいと思います。

想定するリビングは、

・16畳で天井は2.4m
・大きな窓が真南に、2枚付いていて、
・中には2人
・室外は35℃、設定温度は25℃

入ってくる熱は主に3種類に分けることができ、下の絵に示す通り、
①壁から入ってくる熱と、②日射による熱と、③人による発熱となります。
※実際には、壁が黒いと、、などありますが、そこは変えようがないので置いておきます。

ひさしや、すだれがない場合

では、ひさし、すだれがなく直射日光が入ってくる場合を考えましょう。

電気代の計算は少々めんどくさいので省きますが、
この時の電気代をザクッと計算すると、

①壁から入る熱 1290W → 1時間で8円 →1か月で1,900円
②日射による熱 2020W → 1時間で12.6円 →1か月で3,000円
③人の発熱による熱 200W → 1時間で1.25円 →1か月で300円
合計 1か月で5200円
※断熱性能4級(壁のU値0.87)、1日8時間使用、エアコン効率5、電気料金25円/kWh

となります。円グラフで表すと下記の通り、日射によるエネルギーがかなりの割合を占めていることが分かります。

断熱性能を2倍に上げた場合

ではまずは大きなリフォームをして、断熱性能を2倍に上げた場合を考えてみましょう。

すると、

①壁から入る熱 645W → 1時間で4円 →1か月で950円
②日射による熱 2020W → 1時間で12.6円 →1か月で3,000円
③人の発熱による熱 200W → 1時間で1.25円 →1か月で300円
合計 1か月4,250円
※断熱性能4級(壁のU値0.87)、1日8時間使用、エアコン効率5、電気料金25円/kWh

となり、5200円から4250円とざっと20%程度の電気代節約となりました。

すだれをつけて、日射による熱を80%カットしてみる。

では、次に断熱材は変えずに、すだれをつけて日射による影響を80%カットできたとして計算してみます。

すると、先ほどの計算は、

①壁から入る熱 1290W → 1時間で8円 →1か月で1,900円
②日射による熱 404W → 1時間で2.5円 →1か月で600円
③人の発熱による熱 200W → 1時間で1円 →1か月で300円
合計 1か月で2,800円
※断熱性能4級(壁のU値0.87)、1日8時間使用、エアコン効率5、電気料金25円/kWh

となり、5200円→2800円と約半分の光熱費で済むことが分かります。
断熱材をいいものにするよりよっぽど効率的であることが分かると思います!

外部と内部で全然違う、効果

内部にカーテンなどを用いて遮蔽したとしても、カーテンがあったまることで部屋の温度が上昇してしまいます。
一方、外付けのブラインドであれば、それが暑くなったところで内部の温度に影響を受けません。

それらの関係を表したのが、下記表になります。
悲痛の窓ガラスの場合、内部のカーテンで約60%の日射取得率なのに対して、外付けのブラインドだと15%まで下げることができます。

高機能ガラスでの遮蔽より、断然外付けブラインドの方がお得になっていますね。

とにかく、「外」に設置することが必要なことが分かります。

自立循環型住宅への設計ガイドライン

西日になるともっと強烈。

下の表は、方位ごとの取得日射量のグラフになります。
南は、日当たりがいいよ!とよく言われますが、実は8月など一番太陽が高いときでは、南面は東西の面より直達日射量は少なくなっています。

特に西面は、気温が高いときに取得日射量が多くなりますので、日射を遮らなかった場合は、外の温度も高く、太陽で熱せられて、冷房の効きは最悪になります。

特に、すだれをお勧めしたいのは、西面となります。

YKKAP

まとめ

・断熱!!!などにこだわる前に、

一にも二にも日射を遮ること

が冷房においては、必須条件になってきます。
ひさしの無い家はかっこいいかもしれませんが、この基本ができていない家などは、直射日光が家の中に入っていないかをよく確認して、入っているようであれば、早急にすだれなどで対応されるといいかと思います!

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