バルコニー1.8mの広さはどう!?使える?
新築のマンションを検討していくときに、バルコニーの広さ、少し気になりますよね。
・やっぱり広い方がいいけど、実際にどんなことができるんだろう?
・家庭菜園とかできるのかなー?
と気になる方も多数いると思います。
そこで、今回は1.8mのバルコニーについて解説していきたいと思います。
1.8mのバルコニーって広いの?狭いの?
最近のバルコニーの奥行きは、1.8m前後と広めのバルコニーになっています。
もっと広かったらいいのになーと思う方もいるかもしれませんが、
マンションのバルコニーは、奥行が2.0mを超えると延床面積に換算すると、建築基準法で決められています。
ですので、2.0m超のバルコニーというのは、ほぼないと考えていいと思います。
1.8mのバルコニーで出来ること
1.8mのバルコニーで出来ることを数点あげていきたいと思います。
ベランダピクニック!
まずは、ベランダでピクニックです!
よくある、アウトドアのテーブルと椅子のセットを置いてみるとどのような形になるか、ロゴスのベンチテーブルを配置してみました。(クリックで拡大されます。)
結構余裕がありますね!
アウトドアのテーブルの大きさは、1m弱×1m弱のものが主流ですので、奥行方向には対面で椅子を置くことは難しいかもしれませんが、幅方向には余裕で配置できます。
大人ばかりとなると少々狭い印象を受けますが、子供と一緒に家族でであれば気楽に使えると思います!
ブルーシートだとすると、規格品で、
1.8×1.8m たたみ2畳分 ぎりぎり4人
1.8×2.7m たたみ3畳分 4人
1.8×3.6m たたみ4畳分 6人
で、使用することができます。
1.8m×1.8mだと大人4人だと正直厳しいですね。笑
洗濯物を干す
これが一番よくつかわれる使い方だと思いますが、1.8mもあると、布団が4枚同時に干すことが可能です。
この物干しざおで、横2.5m、奥行0.9mですので、太い布団を干してもまだ少し余裕がありいます。
これだけ広々としていると、洗濯物の効率も上がりますね!
家庭菜園に!
1.8mのバルコニーは、家庭菜園にも使える広さになります。
家庭菜園の代表格「トマト」を植えようと思うと、深さの深いプランターが必要になるのですが、横幅と、縦幅は45cm程度となっておりますので、
1.8m/0.45m=3個以上
で縦に3個のプランターを設置できることになります。
1列でトマト、ナス、キュウリと2苗ずつ育てることができますね!
また、最近のマンションにはスロップシンクもついていますので、水やりも簡単になっています。
深型 | 深さ30cm前後 土の容量 10L程度 | トマト、なす、キュウリ、ゴーヤ、ピーマン、ししとう、オクラ、インゲン、そらまめ、えんどう 、キャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、だいこん、にんじん、じゃがいも、さつまいも |
中型 | 深さ15~20cm 土の容量5L程度 | かぶ、小松菜、水菜、ルッコラ、ちんげんさい、ほうれんそう、レタス、春菊、玉ねぎ、 ねぎ、いちご、えだまめ、しそ、バジル、パクチー |
小型 | 深さ10〜15cm 土の容量3L程度 | ラディッシュ、ベビーリーフ類(リーフレタス、小松菜、水菜)、三つ葉、パセリ |
日よけになる!
バルコニーには、日よけの効果もあります。
下の絵を参考にしてもらえるとわかると思いますが、
・熱い8月~9月は光が直接入ってくるのを避けたい!
・でも、寒い12月などは光が入ってきてほしい!
この2つの機能をバルコニーは備える必要があります。
1.8mのバルコニーがこの機能を果たせるかを考えるため、太陽の日射角と、必要なバルコニーの長さを確認してみました。
結果は下表のとおり、
・8月は完璧に直射日光をシャットアウト
・9月で若干日が差す可能性があることがわかります。
日射角 | 必要な長さ (高さ2.5mの場合) | 必要な長さ (高さ3.0mの場合) |
6月(77°) | 0.6m | 0.7m |
8月(68°) | 1.0m | 1.2m |
9月(57°) | 1.6m | 1.9m |
12月(31°) | 4.2m | 5.0m |
一方、涼しくなってくる10月以降は、日が差し込み始めますので、明るい部屋をキープすることができます。
※これは、真南のデータになります。東、西になると日が差し込みますので、すだれなどをもうけることをお勧めします。
まとめ
ということで、1.8mのバルコニーについて、どのようなことができるのかを考えてきましたが、思った以上に大きいことが分かると思います。
あくまで共用部分となりますので、ルールを守る必要がありますが、色々と楽しんでみるのもいいかもしれませんね!!
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