【日本人専用】基礎代謝と体脂肪率を計算!最新の論文より!

マラソンの絵ダイエット
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日本人の基礎代謝に関する最新の論文を簡単に説明!

基礎代謝を推定するためには、
ハリス・ベネディクトの式などが有名ですが、
データの対象が外国人となっており、
筋肉の付き方の違う日本人では、そのまま当てはまらないといわれています。

一方、「18歳以上の日本人に対する体脂肪率の推定式」の論文では、
18歳上の日本人110人を対象にして基礎代謝の計算式を作成しています。

そこで今回は、この論文より、

「体重」「身長」「体脂肪率」「年齢」などを用いて、
基礎代謝がどのように計算できるのか!

について、説明していきたいと思います。
最後に自分の基礎代謝を計算できる計算機を設けてありますので、
ぜひ読んでみてください!

データの対象

データの対象は、下記表の通りで、
・年齢は平均25歳
・女性が42人男性が68人の計110人。
・夏55人、冬55人に分けて計測。
しています。

基礎代謝にかかわる因子

解析の結果、基礎代謝にかかわる因子は、影響のでかい順に、

・体重
・性別
・身長
・年齢
・季節

となっており、それぞれの影響の大きい因子を順番に加えていき式を作成すると、

(a)体重のみ考慮に入れた場合
基礎代謝 
= 251.3 + 19.2×体重(kg)

(b)体重と性別を考慮に入れた場合
基礎代謝
= 416.5 + 14.4×体重(kg) + 195.3×(男性1,女性0)

(c)体重と性別、身長を考慮に入れた場合
基礎代謝
= 84.1 + 13.9×体重(kg) + 173.1×(男性1,女性0) + 2.3×身長(cm)

(d)体重と性別、身長、年齢を考慮に入れた場合
基礎代謝
=103 + 14×体重(kg) + 176.6×(男性1,女性0) + 2.3×身長(cm) - 1.03×年齢(歳)

(e)体重と性別、身長、年齢、季節を考慮に入れた場合
基礎代謝
=97.8 + 13.9×体重(kg) + 176.8×(男性1,女性0) + 2.29×身長(cm) - 0.97×年齢(歳) + 6.13×(冬0、夏1)

となるようです。
それぞれの結果を実際のデータの当てはめてみると、
(a)体重だけでは判断できず、(b)体重と性別で何となく相関性が出てきます。
(c)身長(d)年齢(e)季節を加えるとより相関性は出てきますが、
グラフ上で見ると、(c)くらいからそこまで変化はないように思えます。
(rが1に近い方が相関性があります。)

一方、基礎代謝に特に影響を与えると考えられている、
徐脂肪体重のみで考えた場合、r=0.968と、上記のデータより相関性が取れた結果となったようです。

その基礎代謝の式は下記の通りです。

(f)基礎代謝
=175.8 + 25.8×徐脂肪体重(kg)

先ほどより、rの値がでかい(≒目的の96.8%を説明できる(r=0.968))ので、
これが、日本人の基礎代謝を表す一番近い式と思われます。

ついでに、体脂肪率を身長などから推定してみる。

実はこの論文には、続きがあり(こっちが本題…)、
上記の式より、基礎代謝を

・体重、性別、身長、年齢、季節 で表すことができた。
・除脂肪体重 で表すことができた。

ことより、この二つを結びつけることで、
除脂肪体重を体重、性別、身長、年齢、季節から判定することが可能になります。

基礎代謝
=175.8 + 25.8×徐脂肪体重(kg) …(f)
=97.8 + 13.9×体重(kg) + 176.8×(男性1,女性0) + 2.29×身長(cm) - 0.97×年齢(歳) + 6.13×(冬0、夏1) …(e)

これを変形して、

除脂肪体重(kg)
=-3.02 + 0.54×体重(kg) + 6.85×(男性1,女性0) + 0.09×身長(cm) - 0.04×年齢(歳) + 0.24×(冬0、夏1)

となります。また、

除脂肪体重=体重×(1-体脂肪率/100)
体脂肪率=(体重-除脂肪体重)÷体重×100

の式より、

体脂肪率=(3.02 + 0.461×体重(kg) - 6.85×(男性1,女性0) - 0.089×身長(cm) + 0.038×年齢(歳) - 0.238×(冬0、夏1))÷体重×100

が、体脂肪率を推定する式になります。

日本人男性、女性の平均値から体脂肪率を推定してみる。

ということで、先ほどの式を用いて、
日本人男性、女性の平均値から体脂肪率を推定してみたいと思います。

例えば、26歳~29歳の男性の平均身長、平均体重の場合、171cm,69.5kgの場合、

体脂肪率
=(3.02 + 0.461×69.5 - 6.85×1- 0.089×171 + 0.038×29 - 0.238×1/2)÷69.5×100
=20.0%


女性の26歳~29歳の平均身長、平均体重の場合、158.6cm、54.4kgの場合

体脂肪率
=(3.02 + 0.461×54.4 - 6.85×0- 0.089×158.6 + 0.038×27.5 - 0.238×1/2)÷54.4×100
=27.41%

となります。

若干男性がイメージより多いイメージになりましたが、
確かにプールなどに行っても、下の20%の体をしている人が大多数な気がしますので、
そこまでおかしい結果になっていないかと思います。

体脂肪率と見た目の関係
体脂肪率と見た目の関係

基礎代謝、体脂肪率計算機

体脂肪計算機を作成しましたので、
ぜひ自分の値を入力して、基礎代謝、体脂肪率を計算してみてください!

まとめ

日本人に特化した基礎代謝の計算式は今まで確立されていなかったのですが、
この論文である程度解明できているではないかと思います。

サンプルが100程度しかないですが、
グラフを見ると、これ以上サンプルを増やしても大きく傾きが変化することはなさそうです。

体脂肪率計などなどがありますが、アスリートなどではない、
ごく一般的な方であれば、この推定式で判断することができると思いますので、
ぜひ活用し、自身の健康づくりにご活用ください!!

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