Calculated Fields Form の「IF」「ROUND」の使い方
ブログに簡単に数式を入れることができる、
Calculated Fields Formですが、
EXCELと少々数式が違うところがあります。
自分の忘備録のためにも、
よく使う「IF文」と「ROUND」について説明していきたいと思います。
IF文 「=」は「==」2個繰り返す!
エクセルと同じように条件によって式を切り替えたいときに、
IFを使うことができます。
が、ここで厄介なのが、
IF(fieldname=1,"〇","×")
とうっても、何も表示されないことです。
この解決法は単純なのですが、結構てこずりました。
それは、等号、不等号の記号の違いです。
以上、以下はEXCELと同じなので何不自由なく使っていたのですが、
残念ながら、等号「=」だけ「==」と2こ重ねないと判定してくれません。
先ほどの式は
IF(fieldname==1,"〇","×")
と打つことで、認識されるようになります。
符号 | CFF | Excel |
等号 | == | = |
以上 | >= | >= |
以下 | <= | <= |
より大きい | > | > |
より小さい | < | < |
ROUND
ROUNDも同様に数式が設定されていますが、
残念ながら、EXECLと同じように使うことはできません。
Excelで下記のような数式を作ると、
=ROUND( 3.8473 , 1 )
「3.8」 と表示されますが、CFFの場合 「4」 が表示されます。
Excelの場合、=ROUND( X, Y ) の「Y」は小数点「Y」桁目を表しますが、
CFFの場合、=ROUND( X, Y ) は「X」を最も近い「Y」の倍数に丸める。
という数式になっています。
少し難しいので、何点か例を出すと、
=ROUND( 3.8473 , 1 ) =1の倍数 1, 2, 3, 4, 5, … 一番近いのは4
=ROUND( 3.8473 , 3 ) =3の倍数 3, 6, 9, 12, … 一番近いのは3
=ROUND( 3.8473 , 0.5) =0.5の倍数 0.5, 1.0, 1.5, 2.0,2.5,3.0,3.5,4.0 … 一番近いのは4.0
というようなイメージです。
ですので、
小数点1桁にしたかったら、ROUND(X,0.1)
小数点2桁にしたかったら、ROUND(X,0.01)
と使うことになります。
Excelに慣れてしまっていると全然しっくりこないですね。
この対処法ですが、PRECという数式を使ってください。笑
「Excelのif」=「CFFのPREC」になります。
最初からそう説明すれがよかったのですが、
roundにも偶数(2の倍数)に丸めるなどの良さもあったので、
使いやすい方を使ってもらえればと思います。
Calculated Fields Form の「IF」「ROUND」の使い方
ということで、今回の記事をまとめると
の2点となります。
その他、CFFで使える数式まとめてますので、
参考にしてください!
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