2つの値の比率を関数で計算、表示させる方法
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エクセルは表をあやつるツールですので、
「計算」することにたけています。
が、分数や、比率を表示させるのに適した関数はないのが現状です。
そこで今回は、分数や比率を表示させることのできる数式を紹介したいと思います、。
数式紹介
分数や比率を表示させるためには、GCD関数を用いて
=数字1/GCD(数字1:数字1)&":"&数字2/GCD(数字1:数字2)
=B4/GCD(B4:C4)&":"&C4/GCD(B4:C4)
と表現します。
この数式を使うと、下記の通り、数字1と数字2の比率がセル内で表示できます。
分数にしたい場合は、間の":"を"/"に変えることで、実現可能です。
数式の説明
上記の式で使用している関数は、
最大公約数を計算できるGCD関数のみです。
・数値1と数値2の最大公約数をGCD関数で計算して、
・両者をその値で割ることで、
・一番きれいな形の比率、分数を計算しています。
例えば、
24と246の場合、最大公約数は6。
24/6=4
246/6=41
となり、その二つの数字を
&":"&
でつなげることで、セルに表示しています。
残念ながら結果は、テキストで表示されるので、その値を使って計算式にすることはできませんので、ご注意ください。
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