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【動画で勉強】板金を曲げる!工法~プレスブレーキ

原価企画・原価計算
Morris SneorによるPixabayからの画像
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【動画で勉強】板金を曲げる!工法~プレスブレーキ、プレス、横型プレス

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三現主義といわれておりますが、現在はいろいろな加工の動画などが出回っており、
現場に行かなくても加工の仕方を学べる時代になりました。
今回はそんな動画をまとめていきたいと思います!

板金の曲げに使われる工法

板金を曲げるために使われる工法は

・個数の少ない場合 → プレスブレーキ
・個数が多い場合 → プレス機で専用型

となります。
工数とコストのイメージは、
・プレスブレーキ 1回 20秒 30円
・プレス 1回 5秒 10円
といったイメージですかね。
そのほかにも横型プレス機などがありますので、それも参考に乗せていきたいと思います。

プレスブレーキ

板金を曲げると言ったら、

まずは、プレスブレーキ(ベンダー)になります。

大物のプレスブレーキの加工動画を見てみましょう。
・奥に着き当てて足でボタンを踏むことで板金を曲げていっています。
・奥行きは自動で変更され着き当てると指定の曲げを実現できます。
・このような大物の板金でも4辺を2回ずつ曲げるのに40sほどしかかかっておりません。
・このような大物の板金の場合、反転するのに時間がかかっていることが分かります。

しかし、プレスブレーキの難点は、汎用のメカプレスに対して、作業時間が長いことです。

しかし、小物の部品に関しては設定を変えることで、下記の通り早く行うことも可能です。長尺で安全性が担保されているものに関しては、設定を確認してみるのもいいと思います。

また、大物の部品に関しても、下記の通り、最新の安全センサを用いることで低速下降開始点を下げることができ、作業の高速化につながります。

また、R曲げにも対応しており、下をウレタンにすることで、傷をつけずに物を曲げることができます。
ついでなので、段替え(金型の交換)の作業もご覧ください。
曲げRに関しては、汎用のものがありますので、一度確認してから使用されるといいと思います。

また、プレスブレーキではV曲げやR曲げしかできないのかというとそういうことはなく、下記動画の通り、スライド式の特殊な金型を用いることで、どんな形状にも曲げることができます。
正直、↓ の動画はすごすぎて見入ってしまいました。。。

段替え(金型交換)

先ほども一部お見せしましたが、金型の交換は非常に簡単になっており、
・横からスライドしてレバーを回す。
 or
・解放レバーをあげて直接設置する。
ことで簡単に変更できるようになっています。これくらいのものであれば、30sもかからず交換できるようです。

プレスブレーキの自動化

プレスブレーキは自動化されて行っており、
・金型の交換も自動でできます。
・指定の場所に板金を置いておくことで自動で指定の加工を行ってくれます。
・加工が終わった後の素材は完成パレットに陳列されて行きます。

プレス機による曲げ

プレス機による曲げは、なんといってもその速さがメリットです。
先ほど紹介したプレスブレーキに対して、数倍の速さでまげを行うことができます。

しかし、専用の金型が必要になりますので、少量には向ていません。

↓は単発プレスの例です。

設定で再生速度を0.25にすると、よくわかると思います。

↓ 単発プレス例2 かなり早いですね。1サイクル3秒程度でしょうか。

↓単発プレス例3やはり非常に速いです。

上記3つの例のように、V曲げではなくU曲げなどに主に使われます。
下降速度が速いことに加え、1工程でいいので、工数の低減になります。

内部構造としては、下記のように、一緒に金型が沈んでいくイメージになります。

また、もっと大量の製品を作る場合、トランスファープレスなどが用いられます。
下記の通り、曲げから穴あけまで一気に行い、2秒に1個のペースで製品が作られるのが分かると思います。

また、よく言われるスプリングバッグというのが、↓の動画のように、曲げた後に開いてしまう現象をいいます。

厚物の曲げの紹介もしておきます。
↓の動画のように、ダイも動くことで曲げ加工を行うことが可能です。

横型プレス機

横型プレス機というものもあります。
主に丸棒などを曲げるのに使われますが、板金も下記のように曲げることができます。

≪番外編≫設備の設置

番外編として、プレスブレーキの設置の動画がありましたのでご覧ください。
筐体を運ぶだけなので思ったより簡単に設置できそうですね!

まとめ

動画を検索していくうちに、こんなやり方もあるのかと自分も勉強になりました。

板金の曲げといってもいろいろな種類があるので、工程をきちんとイメージするためにも、いろいろな動画を見て勉強していきましょう!

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