企業型DCで10万円×30年=300万節税しよう!!
企業型DC(確定拠出年金)で節約!!!
企業DC(確定拠出年金)って、
・あんまりいい投資信託にできないし
・60歳まで使えないし。。。
と、まったく興味なかったのですが、
よく見ると、、、節税効果が高すぎる制度でしたので、
是非紹介していきたいと思います!!
節税効果を計算!!
まずは、実際に下記の計算機で、節税効果を確認してみてください!
年収と、月の積立金を入力すると、節税効果を簡単に計算することができます!!!
(確定拠出年金は満額で月々2.75万円になります)
企業DC(確定拠出年金)って??
企業DC(確定拠出年金)って、何となく、
・退職金を投資に回そう!!
ってイメージが強くて、なんかうさんくさい。
なんでこんなことやらないといけないの?
って、疑問に思う方が多数だと思います。
実際に、年金の制度が壊れてきてるから、個人年金で自分のお金作ってね。
と、国が作った制度になります。
僕も疑問に思った一員で、特に何の気もなしに最低額つっこんでたんですが、
昇進に伴い、様々な費用を見直していたところ、
これって、すごい節税効果高くない???ってことに気づきました!!
その効果は、年間10万円を超える場合もあります!!
余裕資金があれば、絶対にやるべきことだと思いますので、
その効果を説明していきたいと思います!
節税効果の計算
まずは、年収と手取りの関係を表にまとめてみましたので、確認ください!
・年収400万円の場合、社会保険料+税金で78万とられて手取りが322万円
に対して、
・年収450万円の場合、社会保険料+税金で90万とられて手取りが360万円
となります。
年収が50万円あがったのに、手取りは、38万円しか上がっていない・・・
この差の12万円は何か??
それが、社会保険料と、税金が増えた分になります。。。
年収 | 手取り | 手取り/年収 | 社会保険料 | 所得税 | 住民税 |
400 | 322 | 81% | 52 | 9 | 17 |
450 | 360 | 80% | 59 | 11 | 20 |
500 | 397 | 79% | 65 | 15 | 24 |
550 | 433 | 79% | 72 | 18 | 27 |
600 | 470 | 78% | 78 | 21 | 30 |
650 | 506 | 78% | 85 | 26 | 34 |
700 | 538 | 77% | 91 | 33 | 38 |
750 | 570 | 76% | 98 | 41 | 41 |
800 | 602 | 75% | 104 | 49 | 45 |
850 | 634 | 75% | 111 | 57 | 49 |
900 | 664 | 74% | 117 | 65 | 53 |
950 | 695 | 73% | 124 | 74 | 58 |
1,000 | 725 | 73% | 130 | 83 | 62 |
では、ここで、年収450万円の人が、50万円確定拠出年金に突っ込んだとしたら、、
どうなるかというと、
年収450万円ですが、確定拠出年金には税金がかからないので、
年収400万円の人と同じ、税金になる。
・年収450万円の場合、社会保険料+税金で90万とられて手取りが360万円
↓
・年収400万円の場合、社会保険料+税金で78万とられて手取りが322万円
+確定拠出年金50万
となり、手取りが360万円に対して、372万円と12万円もアップすることになります!!
ただし、確定拠出年金50万円は60歳以上まで使えないけどね。
ということになります。
要するに、
「今、38万円(50万円(拠出額)-12万円(減税額))払えば、
60歳で50万円もらえるよ!」
という先行投資になります。
よく言う利回りで行くと、
・30歳で残り30年の方で、0.9%
・40歳で、残り20年の方で、1.4%
・50歳で、残り10年の方で、2.8%
・55歳で、残り5年の方で、5.6%
の投資になります。
しかも、国債に突っ込んでおけば、ほぼ100%保証です。
60歳まで残り | 利回り | 60歳まで残り | 利回り | 60歳まで残り | 利回り |
30 | 0.9% | 20 | 1.4% | 10 | 2.8% |
29 | 1.0% | 19 | 1.5% | 9 | 3.1% |
28 | 1.0% | 18 | 1.5% | 8 | 3.5% |
27 | 1.0% | 17 | 1.6% | 7 | 4.0% |
26 | 1.1% | 16 | 1.7% | 6 | 4.7% |
25 | 1.1% | 15 | 1.8% | 5 | 5.6% |
24 | 1.2% | 14 | 2.0% | 4 | 7.1% |
23 | 1.2% | 13 | 2.1% | 3 | 9.6% |
22 | 1.3% | 12 | 2.3% | 2 | 14.7% |
21 | 1.3% | 11 | 2.5% | 1 | 31.6% |
余裕資金があり、どうせお金が余る予定なのであれば、
特にラスト10年では、絶対にやっておいた方がいい制度ですね!
さらに、年収の高い人は効果がえぐい。
さらに、課税率の高い年収の人であれば、もってえぐい計算結果になります。
例えば、年収900万円の人が25万円つっこむと、税金は10万円バック。
その場合は、下記の通り、確実に2%弱で運用ができることになります。
50歳以降だと、効果がえぐいですね。
そりゃ、59歳で25万払って税金などが10万円還付、
1年後25万円受け取れるんですから。。。やらない理由がないですよね。
60歳まで残り | 利回り | 60歳まで残り | 利回り | 60歳まで残り | 利回り |
30 | 1.7% | 20 | 2.6% | 10 | 5.2% |
29 | 1.8% | 19 | 2.7% | 9 | 5.8% |
28 | 1.8% | 18 | 2.9% | 8 | 6.6% |
27 | 1.9% | 17 | 3.1% | 7 | 7.6% |
26 | 2.0% | 16 | 3.2% | 6 | 8.9% |
25 | 2.1% | 15 | 3.5% | 5 | 10.8% |
24 | 2.2% | 14 | 3.7% | 4 | 13.6% |
23 | 2.2% | 13 | 4.0% | 3 | 18.6% |
22 | 2.3% | 12 | 4.3% | 2 | 29.1% |
21 | 2.5% | 11 | 4.8% | 1 | 66.7% |
簡易計算はこんな感じですが、、
実際のところ、
普通の企業だと「毎月2.75万円」が上限となります。
よって、「年間33万円」がマックスになります。
33万円満額つっこんだ場合、
・~年収420万 → 7.6万円/年
・420万~630万 → 8.7万円/年
・630万~660万 → 10.9万円/年
・660万~850万 → 11.9万円/年
・850万円~1,080万円 → 12.9万円/年
・1080万円~ → 13.8万円/年
の効果があります。平均年収630万円以上の人が、30年間やったら、
10.9×30=327万円も節税できることになります!
デメリット。厚生年金が減る
ただし、デメリットが1点!
厚生年金の掛け金が減るので、その点はご了承ください!
厚生年金の計算は、
・平均年収×年数/40×1.8/100万円/月
になります。
上記の通り確定拠出年金に満額かけて、平均年収が33万円減ったとすると
・▲33×30/40×1.8/100≒▲4500円/月
減ることになるので、65歳から~90歳まで生きたとして、25年間で、
・▲4,500×12×25=135万円/年
減ることになります。
平均年収630万円の人は差し引きで、
327万円-135万円=+192万円
の得という感じですね!!
しかも327万円は60歳でどんともらえて、年金は徐々に徐々になので、
お金の価値から考えても、確定拠出年金の方が何倍も効果がありそうです。
まとめ
確定拠出年金の節税効果は非常に大きく、
33万円満額つっこんだ場合、
・~年収420万 → 7.6万円/年
・420万~630万 → 8.7万円/年
・630万~660万 → 10.9万円/年
・660万~850万 → 11.9万円/年
・850万円~1,080万円 → 12.9万円/年
・1080万円~ → 13.8万円/年
もの効果がある!!30年間で300万円以上の節税が可能!!
ただし、60歳まで使えないので、そこだけ注意してください!!!
ということになりました!
是非、これを参考に、余裕資金がある人はぜひ検討してみてください!
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