【東京版】新築の建売住宅の相場!平米数と購入価格の平均・中央値を確認!
マイホームが欲しい!!と思ったはいいものの、
・まずもって、みんなはどれくらいで買っているの?
・どれくらいの年齢で買ってるの??
・実際、返済していけるのだろうか…
などなど、疑問は尽きません。
そこで今回は、建売住宅の全国平均vs東京の購入価格を確認してみました!
使用するデータ
使用するデータは
のデータを用いており、
・2018年度版
・総件数17,001件のデータ
・フラット35(固定金利)を使用した人
が対象になっています。
東京/全国の平均・中央値を確認
それではさっそく、東京 /全国のデータを見ていきましょう!
今回紹介するデータは、
・年齢・家族数・世帯年収・住宅面積・購入金額・手持金(頭金)・年収倍率・平米単価
です!
データの内容としては、
・平均値:単純に平均したもの。
・中央値:100個データがあった場合、下から50番目の人のデータ。
を確認しています。
お金持ちが混ざっていた場合、大きく平均値を押し上げる場合がありますので、中央値を参考にしていただいたほうがよろしいかと思います。
ざっと、平均値、中央値、最頻帯を確認!
まずは、平均値、中央値、最頻帯を表にまとめましたのでご確認ください。
全国平均の
・購入年齢は39.1歳、中央値が37.0歳
・面積は、平均100.8平米、中央値が100.8平米
・購入価格は、平均3,442万円 中央値は3,251万円
となっています。
それに対して、東京は
・購入年齢は39.5歳、中央値が38.0歳
・面積は、平均93.0平米、中央値が93.8平米
・購入価格は、平均4,522万円 中央値は4,306万円
となっています。
・購入年齢は、全国平均に対して若干高く、
・面積は、全国平均に対して、7%以上小さく、
・購入価格は、30%近く高くなっています。
それでは、各々のデータをグラフを用いて、もう少し詳細に確認していきたいと思います。
年齢
赤色が全国平均、紫色が東京のデータとなっています。
購入年齢の平均値は、39.5歳、中央値が38.0歳 となっておりますが、
下記グラフの通り 25歳~30歳で購入する人は少なく、
30歳~40歳までがピークで、40歳以上が徐々に減っていくようです。
全国平均に比べて、若干遅めに購入する傾向がありそうです。
家族数について
家族人員については、下記の通りとなっています。
家族人員については、下記の通り、
子供が1人生まれ、3人家族になった時に買う人が多くなっているようです。
次いで、4人家族、夫婦二人という順番になっています。
マンションと違い、子供ができてから購入する人が多くなっています。
世帯の年収
世帯年収は、平均値660万円、中央値588万円となっています。
全体の傾向としては、 400万円当たりが一番多く、少しずつ件数がへっていくことがわかります。
全国平均・中央値と比べると100万円程度世帯年収が高い傾向にあり、
全国平均に比べて手取りで+80万円程度、35年間(ローン期間)で2,800万円ほどの収入差があることがわかります。
敷地の面積と住宅の面積
敷地の面積は、下記の通り100平米以下が50%を占めており、
全国平均に比べて大きく、敷地が小さいことが分かります。
住宅の面積は平均値93平米、中央値93.8平米となっています。
95~100平米ピークになっていますが、
全国平均に比べて、かなり小さめであることが分かります。
やはり東京で家を持つことは難しいようですね。。
また、一人当たりの住宅の面積のデータもグラフにしてみました。
20~25平米がピークとなっています。
こちらもまた、全国平均に比べてかなり小さいことが分かります。
購入価格・平米単価
購入価格は平均4,522万円、中央値4,306万円となっておりますが、
実際のピークとしては、4200~4400万円台となっています。
全国平均に比べて、平均値・中央値共に約1000万円ほど高くなっており、
グラフでもその傾向がみられます。
先ほどの計算上、世帯手取りは35年間で2,800万円ほど高くなる計算ですので、
その分高い物件を購入できるようです。
ただし、これだけ高価な家を購入しても、
田舎の家に比べるとかなり小さい家になってしまうようです。
1平米あたりの購入価格としては、
平均で91万円、中央値88万円となっております。
平米100万円以上の世帯が非常に多く見受けられ、その影響で、平均値が大きく引き上げられているようです。
100万円/平米以上を除いてみると、一番多い価格帯としては、「76~78万円/平米」なようです。
全体のピークは、46万円あたりにありますので、1.5倍以上の値段することになります。。
年収倍率(購入金額÷世帯年収)
購入金額÷世帯年収のデータが下記の通りとなります。
11倍以上という恐ろしいデータは引退された人が購入されたものでしょう。
全国平均と比べると年収が上がっていくことを見越して借りるのか、
少し背伸びをして高めの物件を買っていることがわかります。
最頻値は8.0倍程度となっておりますが、
5.5倍~9倍あたりまで幅広いレンジで購入されています。
まとめ
新築の建売住宅のデータを確認してきましたが、
①購入価格は4500万円前後で世帯年収の約7.5倍程度
②年齢は、 35歳~ 40歳で、子供が1人生まれたあたりで買う人が多い。
③大きさは、93平米前後中央値と、小さめの住宅が多い。
特に敷地面積は、全国平均に比べてかなり小さい。
ことがわかりました。
「フラット35年」を使用した方の平均値、中央値の話になりますので、
自分の家族の暮らしも考え、じっくりと検討してくださいね!!!
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