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リーマンショックとは?原因は?いつ?その後の株価は?~投資の勉強

投資/FP(家庭のお金)
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リーマンショックとは?原因は?いつ?株価は?~投資の勉強

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投資の話になると決まって、100年に一度といわれるほどの恐慌であるリーマンショックの話になります。
が、それがなぜ起こったのかや、
株価がどうなったのかなどなど何の知識もなく、
なんとなく、投資=リスクが伴うもの=リーマンショックみたいなのが起こったら終わりでしょ?
と投資をやめてしまう人が多いので今回はリーマンショックについてまとめていきたいと思います。

リーマンショックとは?

リーマンショックを検索すると、下記の通り、
約10年前の2008年9月にリーマンブラザーズのという大手投資銀行が破綻したことで、
世界の金融市場と経済が危機に直面したとなっております。

《リーマンは、リーマン‐ブラザーズ(Lehman Brothers)のこと》米国の大手投資銀行・証券会社リーマンブラザーズの経営破綻とその副次的な影響により世界の金融市場と経済が危機に直面した一連の出来事を指す。


デジタル大辞泉

破綻と、不況のメカニズム。

破綻とその後世界全体が不況になったメカニズムは、

①アルバイトにも貸す、サブプライムローンのはじまり

アメリカは非常に好景気にあったので、
・土地や家の値段がどんどん上がっていく!
・誰でもきちんとローンを返済してくれる!
という状況にあったので、
普通では貸さないような人(アルバイトで生活している人など)に
高い手数料で住宅ローンを貸し出しを行いました=これが俗にいうサブプライムローンです。

②サブプライムローン大ブーム(証券化)

好景気のうちは、返せない人がいても、
 ・家や土地の方が値上がりしているので、家を売り払えば元が取れる!
 ・手数料が高いので、少々返せない人がいても取り返せる!
 ということで、かなりの儲けがでたようです。
そして、欲の出たアメリカの大手の銀行がもっと儲けたい!ということで、
ほかのリスクの少ない商品にさりげなく紛れ込ませてこのローンを証券化して量産。
この得体のしれない金融商品がローリスクハイリターンと、空前の大ブーム!
世界中の銀行・投資家が買いまくりました。

③サブプライムの終焉

しかし、そんな好景気がいつまでも続くわけもなく、
・返済が滞る→しかし家は安値でしか売れない。→ローンのもとが取れない。
と、そこで終わればいいのですが、レバレッジを30倍~40倍とかけて売っていたので、
0になるどころか、大きく資金がマイナスに転じる。。

④投げ売り期、そして破綻

自分の商品にサブプライムローンが入っているのか、
証券会社に問い合わせてもわからない状態であったため、
これはやばい!とみんなが投げ売り、大暴落。市場は大混乱。
そして、ついに60兆の負債を抱えてリーマン・ブラザーズが破たん。
その他の銀行も資金を貸すことができず、中小企業もどんどんつぶれていきました。

⑤世界最大の市場であるアメリカがやばいとなると…

下記グラフは世界の輸入額の推移です(単位:10億us$)。
アメリカの輸入額を見ると、リーマンショック後の1年間で3/4に減っています。
2008年の世界の貿易額は100兆USD前後その内20%はアメリカでしたので、
その20%がダメということになると、世界的な混乱に陥りました。

これが俗にいうリーマンショックです。

⑥しかし、2年後には同様の水準に。

しかし、上記のデータを見てもらってもわかる通り、
その後の輸入額の水準は2年程度で復活し、今も拡大し続けていっています。
人と物がある限り、1度落ちたとしても発展し続けるのが資本主義と言えるでしょう。
今では、どの国の人も当たり前のようにスマホを持っていますし、
技術の進歩とともに、 この流れは、ある程度全ての国が満たされるまでは止まらないと思います。

まとめ~結果として、投資をすべきか?

このようにリーマンショックの理由と、影響を見てきましたが、
結果として投資をすべきか?怖くないのか?という問題に関して答えると、
「鈍化している傾向にあり、短期的に見るとリーマンショックのような大暴落があるが、
人類の欲望、そして新たな技術への好奇心はいつまでたってもなくならないので、
長期的な投資はしておいた方が有利である。
」と言えると思います。

また、もし、全世界投資に終わりが来たときには、全世界の経済が終わりに近づいている。
=貯金をしておいてもそれでは補えない状況になっている。と思っています。
全世界の株に投資することは、自分自身のお金を増やす手段ではありますが、
全世界の技術の発展の助けとなり、そして、新たなより良い世界を作り出す手助けをしている。
という大きな視野で投資を始めてみるのもいいかもしれませんね。

以上

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