【東京版】一戸建て(土地付き注文住宅)の相場!平米数と購入価格の平均・中央値を確認!
東京で一戸建てが欲しい!夢のマイホームが欲しい!!と思ったはいいものの、
・まずもって、みんなはどれくらいで買っているの?
・どれくらいの年齢で買ってるの??
・実際、返済していけるのだろうか…
などなど、疑問は尽きません。
そこで今回は、マンションの全国平均の購入価格を確認してみました!
使用するデータ
使用するデータは
のデータを用いており、
・2018年度版
・総件数7,849件のデータ
・フラット35(固定金利)を使用した人
が対象になっています。
東京/全国の平均・中央値を確認
それではさっそく、東京 /全国のデータを見ていきましょう!
今回紹介するデータは、
・年齢・家族数・世帯年収・住宅面積・購入金額・手持金(頭金)・年収倍率・平米単価
です!
データの内容としては、
・平均値:単純に平均したもの。
・中央値:100個データがあった場合、下から50番目の人のデータ。
を確認しています。
お金持ちが混ざっていた場合、大きく平均値を押し上げる場合がありますので、中央値を参考にしていただいたほうがよろしいかと思います。
ざっと、平均値、中央値、最頻帯を確認!
まずは、平均値、中央値、最頻帯を表にまとめましたのでご確認ください。
全国平均の
・購入年齢は37.5歳、中央値が35.0歳
・面積は、平均112.2平米、中央値が109.3平米
・購入価格は、平均4,113万円 中央値は3,900万円
となっています。
それに対して、東京は
・購入年齢は39.5歳、中央値が38.0歳
・面積は、平均97.5平米、中央値が93.8平米
・購入価格は、平均5,644万円 中央値は5,439万円
となっています。
・購入年齢は、全国平均に対して高く、
・面積は、全国平均に対して、15%ほど小さく、
・購入価格は、1.4倍ほどになっています。
結果として、平米単価は、20万円/平米ほど高く、
90平米で換算で1,800万円ほど全国平均よりたかいことがわかります。
それでは、各々のデータをグラフを用いて、もう少し詳細に確認していきたいと思います。
年齢
赤色が全国平均、紫色が東京のデータとなっています。
購入年齢の平均値は、39.5歳、中央値が38.0歳 となっておりますが、
下記グラフの通り 25歳~30歳で購入する人は少なく、
30歳~40歳までがピークで、40歳以上が徐々に減っていくようです。
全国平均に比べて、若干遅く35歳~40歳あたりで購入する人が多いようです。
家族数について
家族人員については、下記の通りとなっています。
子供が生まれた後に購入を決めた人が多くなっており、
子供が生まれて手狭になり購入を決めるパターンが多いようです。
東京でも同様の結果になっています。
世帯の年収
世帯年収は、平均値761万円、中央値692万円となっています。
下記グラフの通り、全国平均と比べるとピークの山が右に来ており、
全国ではピークが400万円台ですが、東京だけ見ると500万円台となっております。
やはり東京は稼げるようですね。
全国平均・中央値と比べると150万円程度世帯年収が高く、
手取りで+120万円程度、35年間(ローン期間)で4,200万円も収入差があることがわかります。
それだけ高い家が買えるということですね。うらやましい。。
敷地の面積・住宅の面積
敷地の面積は平均値が113平米、中央値が103.3平米となっており、
全国平均の約半分の敷地となっています。
いかに東京が過密地帯かよくわかるデータです。
それに対して、住宅の面積は平均値97.5平米、中央値93.8平米となっています。
敷地の面積から考えて、3階建ての建物ばかりだと思いますので、階段を除くとかなり小さい面積になると思います。
また、それ以上の住宅より、それ以下の住宅の方が多く、ほぼマンションと同じような間取りの一戸建てを持っている人が多いように見受けられます。
一人当たりの住宅面積を下に示します。
全国平均に比べて、15平米~20平米、20平米~25平米の占める割合が大きく、
住宅の面積が小さいことが分かります。
購入価格・平米単価
購入価格は平均5,644万円、中央値5,439万円となっており、
グラフに表す通り実際のピークも5400万円ぜんごになっています。
全国平均に比べて、平均値・中央値共に約1500万円ほど高くなっており、
全国平均より大きくピークが右に動いていることが分かります。
単純に高いこともありますが、
先ほどの計算上、35年間で4,200万円ほど収入が高くなる計算ですので、
その分高い住宅を買っていると考えることもできます。
1平米あたりの購入価格としては、
平均で58万円、中央値58万円となっております。
この価格に関しても、下記のグラフの通り全国平均とはかけ離れており1平米当たり20万円以上の差がありそうです。
全国平均110平米の家で2,200万円もの価格差がつくことになります。
東京に家を建てるということがどれだけすごいことかわかりますね。
年収倍率(購入金額÷世帯年収)
購入金額÷世帯年収のデータが下記の通りとなります。
11倍以上という恐ろしいデータは引退された人が購入されたものでしょう。
全国平均と比べると年収が上がっていくことを見越して借りるのか、
少し背伸びをして高めの物件を買っていることがわかります。
最頻値は7.5倍程度となっておりますが、
5倍~8倍あたりまで幅広いレンジで購入されています。
まとめ
新築マンションのデータを確認してきましたが、
①購入価格は5,500万円前後で世帯年収の約8倍程度
②年齢は、 30歳~ 40歳で、子供が1人生まれたあたりで買う人が多い。
③大きさは、100平米弱で全国平均に比べて15平米程度小さい。
ことがわかりました。
「フラット35年」を使用した方の平均値、中央値の話になりますので、
自分の家族の暮らしも考え、じっくりと検討してくださいね!!!
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